「If You’re Over Me」和訳&歌詞の意味を紹介!ーYears & Years

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(出典: https://worldnews.easybranches.com)

Years & Yearsが、7月6日にリリースするアルバム「Palo Santo」に収録されているこの「If You’re Over Me」。

軽快なエレクトロ・ポップのサウンドがとてもキャッチーなこの歌のテーマは、「別れた恋人と友達でいようとすることについて」のようです。

ボーカルのオリーはこの歌のテーマについて「忠告として、大体の場合はそれ(友達でいること)は上手くいかない。僕の経験からすると、関係が台無しになってしまることが多いよ。」とコメントを寄せています。

今回は、そんなポップだけどちょっぴり痛々しい、Years & Yearsの「If You’re Over Me」について和訳と歌詞の意味を紹介してみたいと思います。

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「If You’re Over Me」和訳&歌詞の意味を紹介!

「If You’re Over Me」 ー Years & Years
Produced by Steve Mac

It’s like thunder and lightning
(まるで雷のように)
You hurt me without trying
(君は意図せずとも僕を傷つける)
A tempest, you was rising
(嵐のように荒れ狂って…)
And no I don’t like to be this way
(あぁ、僕はそんなふうになりたくないよ)
And you’re Jekyll and Hydein’
(君はジキルとハイドさ)
Are you real or are you lying?
(君は本気かい、それとも偽ってる?)
So stop with your crying
(泣くのはやめてくれよ)
I can’t handle it now
(もう僕には手に負えないから)

You tell everyone our love went cold
(君はみんなに僕たちの愛は冷めたと言う)
Going round, spreading the word, it’s over
(歩き回って、”もう終わり”と言い広めて)
If that’s how you feel then you should go
(君がもしそう感じているのなら出ていきなよ)
Don’t come around saying, “I still want you”
(もう返ってきて”まだ君が必要だ”なんて言わずにさ)

One minute you say we’re a team
(すぐさっきまで君は、僕たちはチームだって言ってて)
Then you’re telling me you can’t breathe
(そしたら、息苦しいとか言い出して)
Well you should set me free
(そろそろ僕を自由にしてよ)
Baby, if you’re over me
(もう僕のことなんとも思ってないならさ)
Yesterday you said I’m the one
(昨日は私があなたには1番だって言ってて
But now you say you’re done
(今はもう終わりだって)
Stop telling me what I need
(もう僕に何が必要かなんて教えてくれなくていいよ)
Baby, if you’re over me
(もう僕のことなんとも思っていないなら)

There you go, there, I said it
(ほらまた、 もう言っただろ)
Don’t look at me all offended
(気に障ったって顔でこっちを見ないでよ)
You played games and it ended
(君がプレイしたこの恋愛ゲームはもう終わってるんだ)
I’ve got to look out for me
(僕は自分でやってかなきゃいけない)
I won’t say that it’s easy
(簡単じゃないことは分かってるよ)
Oh, I know I hate leaving
(僕だって別れは好きじゃない)
But you can’t keep deceiving
(でも君は騙し続けることはできない)
Does it make you feel good?
(これで少しはいい気分かい?)

You tell everyone our love went cold
Going round, spreading the word, it’s over
If that’s how you feel then you should go
Don’t come around saying, “I still want you”

One minute you say we’re a team
Then you’re telling me you can’t breathe
Well you should set me free
Baby, if you’re over me
Yesterday you said I’m the one
But now you say you’re done
Stop telling me what I need
Baby, if you’re over me
If you’re over me
If you’re over me
Stop telling me what I need
Baby, if you’re over me

How long can a love remain?
(愛ってどれくらい続くものなんだろ?)
Time never could heal this pain
(時間が経ってもこの痛みは癒えない)
I thought I believed in fate
(運命だって信じてたつもりだった)
Oh, it’s so cruel
(あぁ、本当に残酷さ)
No, nothing for us would change
(でも、僕らにとって何も変わることはないよ)
Same story, the same mistake
(同じストーリー、同じ失敗)
This heart just wants to break
(この心はただ壊れることを求めるだけ)

One minute you say we’re a team
Then you’re telling me you can’t breathe
Well you should set me free
Baby, if you’re over me
Yesterday you said I’m the one
But now you say you’re done
Stop telling me what I need
Baby, if you’re over me

Just go if it’s over
(もう終わりなら出てってくれよ)
Just go if it’s over
(もう終わりなら出てってくれ)
Just go if it’s over
(もう終わりなら出てってくれよ)
Baby, if you’re over me
(もう僕のことなんとも思っていないなら)

Just go if it’s over
Just go if it’s over
Just go if it’s over
Baby, if you’re over me

曲中に繰り返されている「over me(be over 人)」という表現ですが、

好きな人や恋人といった相手のことを「乗り越える」→「吹っ切れてどうでもよくなった。」という時に良く使われる表現です。

要するに、以前は好きだったけど、ある時その気持ちに踏ん切りがついて「もうその相手へ気持ちは冷めた」という言葉。

この「If You’re Over Me」では、「もう僕への気持ちが冷めてるなら、きっぱり出ていってよ。」というニュアンスで歌われていると捉えていいでしょう。

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「フジロック ’18」で来日も!大注目アーティストYears & Yearsとは?

yearsandyears01_pic(出典: https://iflyer.tv/ja/article/2018/03/12/yearsandyears004/)

名前: Olly Alexander ー オリー・アレクサンダー (写真中央)
担当: ボーカル、キーボード
出身: イギリス

名前: Mikey Goldsworthy ー ミキー(又はマイキー)・ゴールズウォージー (写真右)
担当: ベース
出身: オーストラリア

名前: Emre Turkmen ー エムレ・タークメン (写真左)
担当: シンセサイザー
出身: トルコ

Years & Yearsは、上記の3人からなるエレクトロニカバンドです。
2010年にロンドンで結成された当時は5人グループでしたが、2013年に2人の脱退を経て、現在の編成に。
彼らの音楽は、エレクトロポップにR&Bや90年代ハウスがミックスされたもので、フライング・ロータス、ディプロ、 レディオヘッドや、ジェイ・ポールといったアーティストの影響を受けているとされています。

終わりに

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(出典: http://www.nme.com)

Years & Yearsと言えば、この「If You’re Over Me」を含め、
ミュージックビデオのストーリ性の面においても注目を集めているバンドです。

映像を見てわかる通り、この曲は前作「Sanctify」に続くPart2とされ、『パロ・サント』と呼ばれる未来都市で行われるオーディションがその舞台となっています。

そして、MVのキャプションによるとこの『パロ・サント』には設定があり、訪れている客は全てアンドロイド。
このアンドロイドたちによって支配されている世界で繰り広げられている人間たちの営み(三角関係など)が描かれているとされているのです。

これを頭に入れて、MVを見直してみると新しい発見があるかもしれませんね。

そのサウンドはもちろん、独特の世界観を持つミュージックビデオも大注目のYears & Years。

今年のフジロックでの来日も含めて、ますます彼らの活躍に期待が高まります。

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コメント

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  1. 対訳が途中で僕VS僕になっててゲイの話だったの!!??ってなってビックリした!www

    2+
    By ハンクス

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