米津玄師「Pale Blue」歌詞の意味や曲に込められた想いとは!?【リコカツ主題歌】

米津玄師「Pale Blue」歌詞の意味や曲に込められた想いとは!?【リコカツ主題歌】
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北川景子さんが主演を務めている、TBS系金曜ドラマ『リコカツ』の主題歌として書き下ろされた米津玄師さんの楽曲「Pale Blue」。

米津さんの初のラブストーリードラマ主題歌提供ということでも注目されているこの曲ですが、ドラマ『リコカツ』は、「リコカツ (離婚活動)」というキーワードを通じて、北川景子さん演じる「咲」と、永山瑛太さんが演じる「紘一」が織りなす離婚から始まるラブストーリーです。

「Pale Blue = 淡い青」というタイトルになっているこちらの切ない一曲。

今回は、この米津玄師「Pale Blue」の歌詞の意味や、曲に込められた想いを考察してみたいと思います。

米津玄師「Pale Blue」歌詞の意味や曲に込められた想いとは!?

「Pale Blue」ー 米津玄師

ずっと
ずっと
ずっと
恋をしていた

これでさよなら
あなたのことが何よりも大切でした
望み通りの終わりじゃなかった
あなたはどうですか

友達にすら戻れないから
私 空を見ていました
最後くらいまた春めくような
綺麗なさようならしましょう

それは水もやらず枯れたエーデルワイス
黒ずみ出す耳飾り
こんなつまらない映画などもうおしまい
なのにエンドロールの途中で悲しくなった
ねぇ この想いは何

あなたが見据えた未来に私も居たい
鼻先が触れるくらいにあなたを見つめたい
張り裂けるほどの痛みを叫びたいのに
私あなたに恋をした
花束と一緒に

ずっと
ずっと
ずっと
恋をしていた

晴れた日の朝
あなたのことがどこまでも大切でした
言えないでいた言葉交わし合った
笑えるくらい穏やかに

それはひどく丈のずれたオートクチュール
ほつれてゆくボタンの穴
こんなチグハグな舞台はもう締めたい
なのにエピローグの台詞が言えなくなった
ねえ あなたを見つめてた

どれだけ生まれ変わろうとも意味がないくらい
どこか導かれるようにあなたと出逢いたい
いまさら言いたいことなんて一つもないのに
私あなたに恋をした
苦しさと一緒に

ずっと
ずっと
ずっと

あなたの腕その胸の中
強く引き合う引力で
ありふれていたい 淡く青いメロディー

行かないで ここにいて 傍で
何も言わないままで
忘れられないくらいに抱き締めあって

ずっと ずっと
ずっと ずっと ずっと
恋をしている

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米津玄師「Pale Blue」歌詞の意味や曲に込められた想いとは!?

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早速ですが、まず曲のタイトルにもなっている「Pale Blue」についてです。

歌詞の中にも「淡く青いメロディー」と出てきているように、タイトルの「Pale Blue」=「淡い青」を意味していると考えるのが自然でしょう。

そして、曲全体の意味を考えると「淡い青」は恋をしている時の「苦しさ」や、「淡い恋心」を表現しているように感じ取れます。

ドラマ『リコカツ』は離婚活動を通じて、主人公が未練を感じつつも離婚をし、その後のラブストーリーが描かれている作品。

離婚して離れ離れになったからこそ、相手がかけがえのない存在なのだと気づかされるようなシーンも多々ありますので、そういった心情がこの曲にも反映されていると想像されます。

例えば、曲の冒頭では、

これでさよなら
あなたのことが何よりも大切でした
望み通りの終わりじゃなかった
あなたはどうですか

これで終わりと頭では分かっていても、

【1番】
こんなつまらない映画などもうおしまい

なのにエンドロールの途中で悲しくなった

いざ実際に終わってしまうという目の前の現実を受け入れるのが辛い。
この「つまらない映画」の「映画」というのが二人が出会ってからの物語であると考えられますよね。

そして、同じように2番の歌詞でも大切な(または大切であった)相手に対する未練を感じさせる言葉が散りばめられています。

【2番】
こんなチグハグな舞台はもう締めたい

なのにエピローグの台詞が言えなくなった

1番が「つまらない映画」であったのに対して、2番では「チグハグな舞台」となっており、
こちらでも「私たち二人は合わないから分かれるのも必然」という心情を感じさせる歌詞が並んでいます。

でも、「エピローグの台詞」が言えない自分。
やはり、心のどこかにまだ一緒にいたいという気持ちが残っていることを想像させます。

そして曲の終盤では、

【エンディング】
あなたの腕その胸の中
強く引き合う引力で
ありふれていたい 淡く青いメロディー

行かないで ここにいて 傍で
何も言わないままで
忘れられないくらいに抱き締めあって

ずっと ずっと
ずっと ずっと ずっと
恋をしている

最後には「ずっと恋をしている」という、結局自分に嘘はつけず、相手のことが恋しいという素直な恋心が歌われています。

最終的にドラマでは主人公が離婚した相手と再び結ばれる結末なのかは分かりませんが、もしかすると、リコカツ(離婚活動)、さらにリアル離婚を経て、より強固な絆で結ばれるというストーリーが描かれているのかもしれませんね。

ドラマ「リコカツ」ってどんな物語!?

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2021年4月16日から放送されているドラマ『リコカツ』。

ここであらためてそのあらすじをご紹介しておきましょう。

//ドラマ『リコカツ』のストーリー//
北川景子さん演じる主人公・水口咲は、雪山で遭難しているところを、航空自衛隊の緒原紘一(永山瑛太)に救助されます。
二人は運命に導かれるように交際0日で結婚しますが、結婚式翌日から生活スタイルや価値観の違いで、離婚を決意。
周囲に伝えず、水面下でリコカツ(離婚活動)を開始した二人でしたが、時を同じくして双方の両親の離婚騒動が勃発。
なんとか止めようと二人で協力するうち、少しずつ関係は修復されていきますが、些細なことで険悪になってしまう繰り返しが続いています。
二人はこのまま別れてしまうのか?お互いに認め合い踏みとどまるのか?
離婚から始まる前代未聞のラブストーリー!

「枯れたエーデルワイス」・「黒ずみ出す耳飾り」・「丈のずれたオートクチュール」に込められた意味とは?

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一つずつ見ていきましょう。

エーデルワイスの花言葉

歌詞には、「それは水もやらず枯れたエーデルワイス」。

エーデルワイスの花言葉には『大切な思い出』(スイスの言い伝えから)や、『勇気』『忍耐』というものがあるそうです。。

アルプス地方では、エーデルワイスは、男性がプロポーズする時に女性に贈る花とされていることでも知られています。

「Pale Blue」に出てきている設定は、この「エーデルワイスが水もやらずに枯れてしまった」とあり、二人の共同生活(結婚生活)が上手くいっていない様子であったり、関係のケアが上手になされていないことを示しているような文脈で使われています。

「黒ずみ出す耳飾り」

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次に出てきている「黒ずみ出す耳飾り」ですが、リコカツで描かれているストーリーから考えると、耳飾りを使う場面として結婚式などが考えられ、そこで身につけていた耳飾りであることが想像されるのではないでしょうか。

本来であれば、いい思い出を呼び起こしてくれるであろう記念に身に付けた耳飾りが黒ずみだしている。

やはりここでもそのいい思い出が明るいものから暗いものへと変化していってしまう状況が歌われているように感じます。

「丈のずれたオートクチュール」

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最後に、「オートクチュール」が歌詞に出てきていますが、やはりこれは結婚式で身につけるものを意図しているのではないでしょうか。

結婚を連想する服の丈がずれており、その舞台を演じている主人公たちの気持ちがチグハグで噛み合っていない様。

やはり、結婚生活が上手くいっていない様子を巧みな表現で歌っている部分であると想像できます。

終わりに

 

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今回は、米津玄師さんがドラマ『リコカツ』のために書き下ろしたという「Pale Blue」の歌詞の意味や、曲に込められた想いを考察してみました。

米津さん自身はこの曲について以下のようにコメントを寄せています。

//米津玄師さんのコメント//
主題歌を担当させて頂きました。「Pale Blue」という曲です。
離婚から始まる恋というコンセプトの中で、久しぶりにラブソングを作りました。
どういうふうに響いていくのか、今からドラマの放送が楽しみです。よろしくお願いします。

別れてから大好きだった相手が自分にとってやはりとても大切な人であった、手放してはいけない人なのだと気付かされることは多々あると思いますが、

完全にその相手と離れられていないところにこの曲独特の人間らしい心の切なさや葛藤が描かれているように感じます。

米津玄師さんらしい、深く考えさせられる歌詞が散りばめられた「Pale Blue」。ドラマの内容と一緒に浸りながら聴けるとても素敵な一曲ですね!

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