SHE’S「歓びの陽」歌詞の意味とは?[和訳付き]

SHE’S「歓びの陽」歌詞の意味とは?[和訳付き]

(出典:https://goo.gl/ixM3kJ)

2011年に結成され、2016年にメジャーデビューを果たしたバンドSHE’S。

「聴けば、きっと囚われる。旋律に愛されたバンド。」というキャッチフレーズの通り、一度聴いたら病みつきになってしまうサウンドはリスナーの心を掴んで離さない。

そんなSHE’Sが8月8日に3rdシングル「歓びの陽」をリリースした。
収録曲の「歓びの陽」は「モンストグランプリ 2018 チャンピオンシップ」大会イメージソングとなっており、その高い完成度の楽曲に注目が集まっている。

今回はそのSHE’S「歓びの陽」の歌詞(和訳付き)の意味や込められた想いについて考察します。

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SHE’S「歓びの陽」歌詞の意味とは?[和訳解説付き]

「歓びの陽」ーSHE’S

作曲:井上竜馬/百田留衣
作詞︰井上竜馬/百田留衣

Where should I go next to breath in?
(次はどこへ行って息を吸い込もう?)
Hope is behind me
(希望は僕の背後で)
There ain’t no sign
(向かう先にサインなどない)
Alarm goes off over and over
Like a waterfall
(まるで滝のように、アラームが何度も鳴って)
I’m falling into, into deep silence
(僕は深い静寂の中へと引き込まれていく)
Into deep silence
(深い静寂の中へ)

泡沫の夢の中
あなたの声が導いて
濡れた羅針盤を持って
水平線の奥を目指す

僕の哀しみは消えないでいい
そのままでいい
嬉しそうなその笑顔だけで
強くなれる

ここまで来るのに
一人じゃなかったんだ
別れも後悔も
背に乗せ 唄ってた
どこでも連れてくよ
あなたの涙も不安も
歓びの陽が射していく

月明かり 星空に
一人だけ照らされて
夢見た理想郷は
ここじゃない
あなたがいない

ついた傷跡は癒えないでいい
そのままでいい
苦しみながら分かち合える
自分でいたい

ここまで来るのに
一人じゃなかったんだ
別れも後悔も
背に乗せ 唄ってた
どこでも連れてくよ
あなたの涙も不安も
歓びの陽が射していく

大事なものを捨てる
そんな強さもあるけれど
守りたい 抱えて(そのまま)
進みたいんだ

すべてが無駄じゃない
信じた瞬間に今
震えていたいんだ
未だ見ぬステージへ

ここまで来るのに
一人じゃなかったんだ
別れも後悔も
背に乗せ 唄ってた
どこでも連れてくよ
あなたの涙の雨が
歓びの陽を浴びて
虹を呼んで 光っていけるよ

SHE’Sのメンバーで作詞・作曲を担当している井上竜馬(Key./Vo.)さんはセルフライナーノーツにこの曲についてこう記しています。

自分と戦って、それでもうまくいかず思い詰める時はいつでも孤独を感じてしまう。
まるでずっと一人きりでやってきたなんて考えそうになってしまう。
でも振り返ってみれば必ずいつもそこには仲間がいて、音を共に楽しむあなたがいました。
「僕は一人きりだ」なんて声を上げるには、あまりに沢山の人たちと歩んできました。
きっと味わってきた苦しみも痛みも消えないままで良くて、
それも大事に向き合う事で僕は歓びとか愉しさを見出そうとしてきた。
あなたを置いてきぼりにしない為に
「一人きりだ」を十分に味わった上で僕たちは
「一人じゃない」って歌い続けようと思います。
あなたにとって頼り甲斐のある音楽家になりたくて
この歌を残しました。

それでは歌詞を見ていきましょう。

泡沫の夢の中
あなたの声が導いて
濡れた羅針盤を持って
水平線の奥を目指す

僕の哀しみは消えないでいい
そのままでいい
嬉しそうなその笑顔だけで
強くなれる

「夢を追いかけていて、先が見えなくなった時、
いつもあなたが良い方向へ導いてくれた。
そして僕はまた進むことが出来た。」

「僕の悲しみや痛みは消えなくて良いと思っている。
あなたのその笑顔さえあれば強くなれるから。」

ここまで来るのに
一人じゃなかったんだ
別れも後悔も
背に乗せ 唄ってた
どこでも連れてくよ
あなたの涙も不安も
歓びの陽が射していく

「ここまで来るのに僕は一人じゃなかったと気づいたんだ。
別れや後悔も背負って進んでいく。
あなたの涙や不安も一緒に連れていくよ。」

この曲の歌詞は、

「色んなことがうまくいかず行き詰っている時は“今まで自分一人で頑張ってきた”と考えそうになってしまうけれど、振り返ってみればいつもそこには仲間がいて、自分を支えてくれたり、一緒に歩んでくれたり、そういうことがあって今の自分があること
“苦しみや痛み”を消すのではなくて、それらと向き合うことで、その対極にある“歓びや愉しさ”を感じることができる
あなたが“苦しみや痛み”を感じた時は“一人じゃない”と思って欲しい。そこには必ず仲間がいて、それらに向きあうだけの勇気をくれるから。そしてそこには必ず歓びの陽が射すから。」

ということを伝えたいのではないのでしょうか。

とても素敵な曲ですね。

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終わりに

(出典:https://goo.gl/VnfCPB)

いかがだったでしょうか。

今回はSHE’S「歓びの陽」の歌詞の意味や込められた想いについて考察してみました。

ドラマチックでエモーショナルな世界観をどの楽曲でも作り出し、聴いている人の心を掴んで離さない不思議な力を持ったSHE’S。

今後の活躍からますます目が離せませんね。

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