コブクロ「風をみつめて」歌詞の意味とは?[ハラスメントゲーム 主題歌]
(出典:https://goo.gl/WUrgJQ)
11月7日にニューシングル「風をみつめて」をリリースするコブクロ。
今年結成20周年を迎え、今回のシングルが通算30枚目のシングルとなる。
シングルの表題曲である「風をみつめて」はドラマBiz『ハラスメントゲーム』の主題歌として書き下ろされており注目が集まっている。
今回はそんなコブクロの「風をみつめて」の歌詞の意味などについて考察します。
コブクロ「風をみつめて」歌詞の意味とは?
「風をみつめて」ーコブクロ
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎もしもバラの花に 棘が無かったら
どんな色の花びらを つけていたのかな?
全てを受け入れながら 誰かを傷つけながら
そうして守るべきものに 気づくのが人生 淡い希望と深い影のコントラスト
その縁に浮かんだ今日を 生きているのなら
あとほんの少しだけ 日の当たる場所へ
自分の足で 歩いて行きたい降り注ぐ時代の 風をみつめて
流せない涙が 作る微笑み
滲む空に 話しかける
明日がいい日でありますようにゆっくりでもいい 前を向いて
一歩も進めない そんな今日は
未来の君が もう1ミリだけ
頑張れる日のための 雨宿り
※歌詞は一部分のみとなっています。歌詞につきましては管理人が一部文字起こしをしているため、間違っている可能性があります正式なものが発表され次第更新致します。
コブクロはドラマBiz『ハラスメントゲーム』の主題歌となっているこの曲についてこうコメントしています。
ドラマBiz『ハラスメントゲーム』の書き下ろし主題歌として作らせていただきました。
今の時代が良い時代なのか?悪い時代なのか?
それは、先人たちに訊いても解らない、難しい問いです。
今よりも苦しかったけれど、良い時代だったと答える人も、今の方が豊かだけれど、何かが足りないと答える人も居るでしょう。
この時代に吹く風の中を真っ直ぐ歩く事は、容易ではありません。
頑張れば頑張るほど、見えないところに生まれている歪(ひずみ)に気付いた時、決して失いたくないと最後まで抱きしめているものは何なのか?
それは、どんな時代も変わらない「明日への希望」なのではないかと思います。
昨日の明日である今日が、例え苦しくても、例え幸せでも、今日を大切に生きてこそ感じるものかもしれません。
ビルの陰、誰の目にも留まらなくても、踏み潰された後も、止まない雨の後も、光を探し空に向かって咲くシロツメクサのような強さが僕等には足りないから、自分を守り、自分と戦う為に「言葉」を持つのだと思います。
心のかたちが違う様々な人がいてこそ、社会。
しかし言葉は、誰かを傷つける為ではなく、「明日への希望」をつなぐ為にあると信じている、そんな願いがメロディーに乗って届くといいなと思います。
(引用:https://goo.gl/nYV8Zo)
「明日への希望」これがこの曲のキーワードになりそうですね。
それでは歌詞を見ていきましょう。
もしもバラの花に 棘が無かったら
どんな色の花びらを つけていたのかな?
全てを受け入れながら 誰かを傷つけながら
そうして守るべきものに 気づくのが人生 淡い希望と深い影のコントラスト
その縁に浮かんだ今日を 生きているのなら
あとほんの少しだけ 日の当たる場所へ
自分の足で 歩いて行きたい
「もし、美しい花を守る為の棘が無かったとしたら、バラはどんな花を咲かせていたのだろう。
世の中の全てを受け入れながら、時に誰かを傷つけたりもしながら学び、人生で自分が本当に守りたいものに気づく。」
「人生には“希望”とその反対側にある“深い影(絶望など)”が存在する。
今日という日は常にその間にあり、どちらに転んでもおかしくはない。
ただ、どちらに転んでもおかしくない縁の部分にいるのなら、日の差す希望がある方へと歩いて行きたい。」
降り注ぐ時代の 風をみつめて
流せない涙が 作る微笑み
滲む空に 話しかける
明日がいい日でありますようにゆっくりでもいい 前を向いて
一歩も進めない そんな今日は
未来の君が もう1ミリだけ
頑張れる日のための 雨宿り
「良いこと悪いこと、どんな時代でも私たちに降り注いでくる。
その時代時代の風を読み、必死になって生きる私たちは涙すら流せず、なんとか作る微笑み。
そんな顔で見上げた空は目に溜まった涙で霞んで見える。
でもそんな空に私たちは話しかける「明日がいい日でありますように」と。」
「ゆっくりでも良いから前を向いて歩んで行けばいい。
もし一歩も進めない日があっても大丈夫。それは未来の自分が頑張れる日のために一休みしているだけなんだよ。」
バラは守るべきものが分かっているからこそ棘を持っている。
人は人生の中で守るべきものを見つけるために全てを受け入れて、人を傷つけたり自分が傷ついたりしながら進んでいく。
そして、自分が空に向かって「明日がいい日でありますように」と話しかけていることで、自分が守るべきものは「明日への希望」であることに気づく。
明日への希望を持ち続けるためには、ゆっくりでいいから前に進んでいくこと。一歩も進めない日は未来の自分が頑張れる為の一休みだと考えること。
時代の風をみつめつつも明日への希望を持ち続けて少しずつでも前に進んでいこう。とリスナーの背中を後押ししてくれる。そんなコブクロからのエールが込められた曲になっているのではないでしょうか。
とても素敵な曲ですね。
終わりに
(出典:https://goo.gl/oC73oQ)
いかがだったでしょうか。
今回はコブクロの「風をみつめて」の歌詞の意味などについて考察してみました。
明日への希望を持ち続けることの大切さを教えてくれる「風をみつめて」。
皆さんもぜひ「風をみつめて」を聴いて前に進む勇気をもらってみてはいかがでしょうか。
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