back number「オールドファッション」歌詞の意味とは?

back number「オールドファッション」歌詞の意味とは?

(出典:http://urx.blue/Mxbe)

11月21日にニューシングル「オールドファッション」をリリースするback number。

シングルの表題曲である「オールドファッション」はTBS系金曜ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」の主題歌となっており、これぞback numberと言いたくなるようなミドルテンポのラブソングに仕上がっている。

10月8日にはラジオにてフルバージョンがオンエア解禁され、多くのリスナーへと届けられた。

今回はそんなback number「オールドファッション」の歌詞の意味や込められた想いについて考察します。

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back number「オールドファッション」歌詞の意味とは?

「オールドファッション」ーback number

作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏

よく晴れた空に 雪が降るような
ああ そう 多分そんな感じだ
変な例えだね 僕もそう思うよ
だけど君はそんな感じだ

一体どこから話せば
君という素敵な生き物の素敵さが
いま2回出た素敵はわざとだからね
どうでもいいか

単純な事なんだきっと
比べるまでもないよ
僕に足りないものを全部
君が持ち合わせていたんだ
悲しくなるくらい
ああ それを今数えてた所だよ

不安とか迷いでできている
僕の胸の細胞を
出来るなら君と取り替えて欲しかった
花は風を待って
月が夜を照らすのと同じように
僕に君なんだ

デコボコしてても 並んで歩けば
この道がいいと思った

お祝いしようって君が
なんにも無い日に言い出すのは決まって
僕がバレないように落ち込んだ時だ
不甲斐ないね

肝心な所はいつも
少し君の真似をして
ハズレでも優しい答えが出せるように
鳥は春を歌って
いつだってそれに気付いてる君に
僕はなりたかった

僕と見た街は夜空は
どう映っていたんだろう
君は後悔していないかな
ねぇちょっと
そんなのどうだっていいの
ドーナツ買って来てよって
君なら ああ そう言うだろうな

単純な事なんだきっと
誰がなんと言おうと
どれだけの時間が命が巡ったとしても
風は花を探して
夜と月が呼び合うのと同じように
君には僕なんだ

この曲について作詞・作曲を担当したメンバーの清水依与吏さんはこうコメントしています。

最近ようやくこういう歌が書けるようになった気もしますが、最初からずっとこういう歌しか書いてないような気もしてます。このドラマの中で新しい登場人物と出会ったはずなのに、なんだかもう一度自分と出会ったような、不思議な気持ちになりました。大人になった、という自覚を持った今描く日常や記憶の歌だからこそ、淡くてもちゃんと光ってて、少しでもいいから甘くあって欲しいな、と思っています。

それでは歌詞を見ていきましょう。

この曲は僕から君への想い、そしてお互いにとってお互いがなくてはならない存在であるということが描かれています。

よく晴れた空に 雪が降るような
ああ そう 多分そんな感じだ
変な例えだね 僕もそう思うよ
だけど君はそんな感じだ

一体どこから話せば
君という素敵な生き物の素敵さが
いま2回出た素敵はわざとだからね
どうでもいいか

晴れた日に雪が降る = 滅多にない、特別で不思議なこと
という風に捉えることが出来ると思います。
僕にとって君は、とても特別であるということを言っているのだけれど、少し変な例えをして少し「照れ」を隠しているのではないでしょうか。

そして君が僕にとって特別で素敵だということを伝えたくて、
素直に二回言ってしまった素敵という言葉を、
「素敵という二回出た言葉はわざとだからね」と少し強がって言い訳しています。
少しじれったい感じもしますが、不器用さに少しクスッと笑ってしまいそうにもなります。

しかし、この後、僕はストレートにそしてシンプルに想いを伝えます。

単純な事なんだきっと
比べるまでもないよ
僕に足りないものを全部
君が持ち合わせていたんだ
悲しくなるくらい
ああ それを今数えてた所だよ

不安とか迷いでできている
僕の胸の細胞を
出来るなら君と取り替えて欲しかった
花は風を待って
月が夜を照らすのと同じように
僕に君なんだ

君は僕に足りないものを持っていて、不安や迷いがないその素敵な君の心を求めてしまうのは、ごく自然なことで、僕には君しかいないんだ。

デコボコしてても 並んで歩けば
この道がいいと思った

お祝いしようって君が
なんにも無い日に言い出すのは決まって
僕がバレないように落ち込んだ時だ
不甲斐ないね

肝心な所はいつも
少し君の真似をして
ハズレでも優しい答えが出せるように
鳥は春を歌って
いつだってそれに気付いてる君に
僕はなりたかった

そしてここでは、いつも君に色んな気持ちに気づかればかりいる僕は何だか不甲斐ない気持ちと、そんな人の気持ちに気づける君に僕はなりたかったということが歌われています。

僕と見た街は夜空は
どう映っていたんだろう
君は後悔していないかな
ねぇちょっと
そんなのどうだっていいの
ドーナツ買って来てよって
君なら ああ そう言うだろうな

僕にとって君は最高の人だけど、君にとって僕はどうなのかな?と不安な想いを抱いている。
君はそんなことすらも見抜いていて、いつもと変わらず「そんなのどうだっていいからドーナツ(恐らくオールドファッション)を買って来てよ」なんて言うんだろうな。

ここでは“僕”の気持ちを歌っているように感じますが、実は“君”の気持ちを歌っていて、
「あなたはいつものように勝手に不安になってそう思っているかもしれないけど、私にとってもあなたは特別で大切な人。だからそんな事思わなくて良いし、一緒に日常を過ごして行けば良いのよ。」と言っているように感じますね。それが、

「ねぇちょっと
そんなのどうだっていいの
ドーナツ買って来てよって」

という歌詞に凝縮されているのではないでしょうか。

単純な事なんだきっと
誰がなんと言おうと
どれだけの時間が命が巡ったとしても
風は花を探して
夜と月が呼び合うのと同じように
君には僕なんだ

そして最後のサビでは、一度目のサビの最後に出てきていた

「僕に君なんだ」

というフレーズが

「君には僕なんだ」

というフレーズになっています。
このフレーズが物語っているように、先ほどのドーナツのセリフで“君”の気持ちも十分に伝わったということではないでしょうか。
この曲に出てくる“僕”は“君”に気持ちを気づかれてばかりだといっていますが、実は自分で気づいていないだけで、“僕”は“君”の1番の理解者なのかもしれませんね。

とても素敵な曲ですね。

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終わりに

(出典:http://urx.blue/Mxbf)

いかがだったでしょうか。

今回はback number「オールドファッション」の歌詞の意味や込められた想いなどについて考察してみました。

これぞback numberというような簡潔でストレートで、でもリアルで共感出来る歌詞になっている「オールドファッション」。

是非、皆さんもドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」と共にこの曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

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