雨のパレード「MARCH」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

雨のパレード「MARCH」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

(出典: https://www.instagram.com/amenoparade/?hl=ja)

卒業ソングとして書き下ろされた、雨のパレードの「MARCH」。

公開されているミュージックビデオを見ると、高校時代の青春の日々や、
様々な想いを抱えながら旅立ちの瞬間を向かえる学生たちの姿がドラマチックに映し出されていますね。

タイトルである「MARCH」には、出会いと別れの季節である「3月」の意味と、
「行進する、前進する」という英単語の2つの意味が込められているそうで、
音楽シーンで常に挑戦を続ける雨のパレードならではの応援ソングとしても受けとれます。

ここでは、そんな「MARCH」という曲の歌詞の意味や、
この曲に込められた想いについてまとめてみたいと思います。

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雨のパレード「MARCH」歌詞の意味とは?

「MARCH」ー 雨のパレード
作曲:Kohei Fukunaga
作詞︰Kohei Fukunaga

また季節巡って
ありふれた別れが訪れた
これからはもう離れ離れだ

大人たちはみんな
僕たちに未来を見せたがる
輝く夢 煌めく世界

春風が心を急かして
僕たちは少しだけ背伸びをしてたんだ
明日なにが起こるのだろうか
もし何か変えられるとしたら
ただこの瞬間だけのような気がしてる
いまなにが見える?

なあ、友よこれで
不自由な日々とお別れだ
傷付け合い笑い合った毎日

僕らの目の前に
有り余る自由が横たわる
これから先なにがしたい?

春風が心を急かして
僕たちは少しだけ背伸びをしてたんだ
明日なにが起こるのだろうか
もし何か変えられるとしたら
ただこの瞬間だけのような気がしてる
いまなにが見える?

重ねた声を共に枯らそう
くだらない僕たちが過ごしたこの日々を
思い出せるように
思い出せるように

作詞作曲を担当しているボーカルの福永さんは、卒業ソング「MARCH」について、

この曲は卒業ソングとして書こうって想いがあったんで、“卒業ってどうだ? 何か変わったか?”と思って。物理的に生活は変わるかもしれないけど、その人自身の何かがが変わるのかって言ったら変わらないと思うし、変えるのは自分次第だと思うんです。そういうところに気付く一曲になればいいかなと思って書きました。

とコメントされています。

歌詞の中には、

「大人たちはみんな 僕たちに未来を見せたがる」

といったような、思春期に感じる大人に対するちょっとした反抗的な思いであったり、

「春風が心を急かして 僕たちは少しだけ背伸びをしてたんだ」
「明日なにが起こるのだろうか」

など、

人生の一つの章が終わって新しいステージに移る時に感じる「これから何でもできそうな期待」、
それと同時に押し寄せてくる「不確定の未来に対する不安」などが綴られているように感じますね。

「MARCH」の曲中に度々でてくる印象的なフレーズ、

「もし何か変えられるとしたら ただこの瞬間だけのような気がしてる」

についても、

高校卒業の瞬間、今だけは新しい自分に生まれ変われる気がするというふうにも聞こえるし、
一瞬一瞬は自分の意思次第によって変えられるし、思い描く未来を選んでいけるよ。
というメッセージにもとれるのかなぁと思います。

卒業シーズンである今にピッタリな雨のパレードの「MARCH」。
新生活を後押ししてくれそうな素敵な一曲ですね。

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おわりに

March_02_pic

(出典: https://www.instagram.com/amenoparade/?hl=ja)

今回は、雨のパレードの「MARCH」について、
歌詞の意味や曲に込められた想いなどを考えてみました。

雨のパレードは2013年に結成されており、
初期のころは抽象的な歌詞が多かったのも特徴的でした。

ただ、歌詞についてはボーカルの福永浩平さんが、
「楽曲(自分の経験を歌にして)で人を救いたいという思いもある」、と語るように、
最近は「人に届ける」というメッセージ性も意識された曲が増えてきているそうです。

少し切ないながらも挑戦を力強く後押ししてくれる曲となっている「MARCH」。
人生の節目節目で聴いてみるのもいいかもしれませんね。

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