平井堅 「トドカナイカラ」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

平井堅 「トドカナイカラ」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

(出典:https://yahoo.jp/box/EvCHxO)

映画『50回目のファーストキス』の主題歌となっている、平井堅さんの新曲「トドカナイカラ」。

映画の主人公である瑠衣(長澤まさみ)は事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱えている。その彼女に一目惚れした大輔(山田孝之)。そんな二人の恋を描いた大人のラブストーリーとなっている。

映画本編に寄り添う様に歌われる「トドカナイカラ」は、どこか切なさを感じさせる渾身のラブソングとなっており、MVを見ているだけで心が揺さぶられます。

今回はそんな平井堅さんの「トドカナイカラ」の歌詞の意味や曲に込められた想いについて考察したいと思います。

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平井堅 「トドカナイカラ」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

「トドカナイカラ」ー 平井堅

作詞:平井堅
作曲:平井堅

昨日より君が好きなのに
昨日みたいに上手く出来ない
二人がはしゃいだ言葉はあっと言う間に
忘れてしまった

並んで座ったベンチで
手をつなごうか迷ってた
何故か君にだけ僕が伝わらない
それだけ分かった

捨てる様に
日々を生きてきたけど
君は僕を
まともな怖がりに変えてしまった

毎日君を抱きしめても
どんなに強く抱きしめても
0.1mmの不安が
狭まったまま

毎日君に恋するため
毎日君を抱きしめよう
忘れるから 移ろうから
届かないから
大好きと 笑って欲しい

大きなモールで一人きり
流れてく人を見ている
君の声を思い出せばあの時に
戻れる気がした

僕だらけの
日々を生きてきたけど
君を見つけ君を失うのが
ただ怖いんだ

毎日君と話をして
時々君は黙り込んで
0.1gの孤独
分け合ったまま

毎日君を愛するため
毎日僕は君を騙す
こぼれそうな胸の内を
閉じ込めたまま
大好きを 抱えて歩く

キレイと言った夕焼けを
慌てて僕は探すけれど
0.1秒の遅さで
色を変える

毎日君を抱きしめても
どんなに強く抱きしめても
0.1mmの不安が
狭まったまま

毎日君に恋するため
毎日君を抱きしめよう
忘れるから 移ろうから
届かないから
大好きさ 笑って欲しい

平井堅さんは「トドカナイカラ」について、

映画の主人公の二人の関係性が、好きな人が好きでいてくれることを手にすると、それが永遠に続くものだと思って慢心してしまいそうなところを、1日1日が続くのが奇跡だと体感する二人の物語だったので、幸せなものと背中わせな壊れやすいものみたいなことを描ければと思いました。

と語っています。

歌詞の中に出てくるほとんどのフレーズが、君に恋している気持ちと明日には全て忘れてしまう君への切なさや不安な気持ちに溢れていますね。

昨日より君が好きなのに
昨日みたいにうまくできない
二人がはしゃいだ言葉はあっという間に
忘れてしまった

僕には昨日の記憶があり、昨日よりも更に君のことが好きになっているのに、君は昨日のことは覚えていない。
今日が初対面だと思っている君にどう接していいのか分からないよ。

毎日君に恋するため
毎日君を抱きしめよう
忘れるから うつろうから
トドカナイカラ

大好きさ 笑ってほしい

毎日忘れてしまうのなら、毎日君に恋して毎日君を抱きしめればいい。
君のことを大好きなのは変わらないし、何より君に笑って欲しいから。

全体的に明日全てを忘れてしまう君に対する切なさが描かれていますが、それと同時に毎日君を愛することも描かれていて、1日1日が奇跡であり人を愛するということはどういうことなのかをリスナーに語りかけている様に感じますね。とても素敵な曲ですね。

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山田孝之と長澤まさみが10年ぶりの映画共演で話題に!

冒頭にも少しありましたが、山田孝之さんと長澤まさみさんが映画で10年ぶりに共演するという『50回目のファーストキス』について簡単に紹介しておきましょう。

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『50回目のファーストキス』の原題は『50 FIRST DATES /FIFTY FIRST DATES』。
2004年に初公開され全米初登場1位という大人気を博した、ロマンチック・コメディです。

俳優やコメディアンとして活躍するアダム・サンドラーと女優のドリュー・バリモア(日本版のリメイクにあたって山田孝之さんと長澤まさみさんの役どころ)の息の合った演技に魅了された方も多いと思います。

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(出典: https://eiga.com/movie/88106/gallery/)

そんな『50回目のファーストキス』の物語の舞台はハワイのオアフ島。
天文学の研究の傍らツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔(山田孝之さん役)は、ある日カフェで瑠依(長澤まさみさん役)という明るくて魅力的な地元の女性と出会います。
プレイボーイというだけあって、普段は後腐れない恋愛をすることを信条としている大輔なのですが、瑠依に一目ぼれしてからは一途な男へと一変。
しかし、瑠依はかつて事故に遭ったことによって引き起こされた「新しい記憶が一晩でリセットされてしまう」という後遺症を抱えており、会う度に大輔のことを忘れてしまっているのです。
そんな瑠依に本気になり、あの手この手で口説き落とす大輔。2人はお互いに惹かれ、毎日恋に落ちるのですが。。。といったお話です。

山田孝之さんと長澤まさみさんがW主演ということもあって早くから注目を浴びている今回の作品。

それもそのはず、二人が映画で共演していたのは、映画『そのときは彼によろしく(2007年)』以来10年ぶりだそうです。

この映画プレビューを見ると分かりますが、今とはまた少し印象の違った二人の姿に懐かしさを覚えてしまいますね。

映画『そのときは彼によろしく』(2007年)

10年ぶりに再び実現することとなった、山田孝之さん&長澤まさみさんの映画共演。

恋人役で再び返ってきた二人がどんなストーリーを見せてくれるのか、今から本当に楽しみです。

終わりに

(出典:https://yahoo.jp/box/1gR5nO)

今回は平井堅さんの「トドカナイカラ」の歌詞の意味や込められた想いについて考察してみました。
いかがだったでしょうか。

MVでは平井堅さんの素敵な歌声と映像が非常にマッチしていて、たった数分であるにも関わらず、心が動かされとても感動的です。

いつも素晴らしい歌声を聴かせてくれる平井堅さん。
映画館でその歌声が聴ける日が待ち遠しいですね。

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