変態紳士クラブ「すきにやる」歌詞の意味や曲に込められた想いとは!?
大阪府堺市出身のラッパー・WILYWNKA(ウィリーウォンカ)とレゲエ ディージェイ・VIGORMAN(ヴィガーマン)が、プロデューサー・GeG(ジージ)との出逢いをきっかけに結成したという音楽ユニット、変態紳士クラブ(へんたいしんしくらぶ)。
「すきにやる」は、そんな彼らが2017年にリリースしたアルバム『ZIP ROCK STAR』に収録されている一曲で、YoutubeのMV視聴回数は1800万回を超える『変態紳士クラブ』を代表する一曲となっています。
変態紳士クラブのプロデューサー・GeGが生み出すのサウンドの良さもさることながら、等身大の姿を歌うボーカル二人の歌詞にも多くの共感が寄せられている一曲。
そこで今回は、こちらの「すきにやる」の歌詞の意味などを考察してご紹介したいと思います!
変態紳士クラブ「すきにやる」歌詞 【The First Take ver.】
「すきにやる」ー 変態紳士クラブ
(パート: 黄色=VIGORMAN、青=WILYWNKA)、ハモリ=オレンジ)
まずは火をつけRoller 真っ青な空
世間体から抜け出せるドア
La la day なら良え
待ち合わせ 駅まで向かいながらRoll one
誰になんて言われても
俺らどーでも良いぜ I don’t care
歯止め効かないぜ遊んで
アホって言われてもぶっ飛んでる
Oh別に気にしない
大人の話無視し好きにしない?
酒にSmokeと女でDay&night
楽しめた人生には文句ないってさ
あー世間はうるさいばっか
またあいつがどーとか ええわ
好きにやらしてやれよHi hater
俺らは遊び疲れてFucked up
I live (I live) I live (I live) my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
I live (I live) I live (I live) my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
Good time won’t be long
tonight 逃避行
形だけの常識と
叩き割ったShow window
でかける用意しよう
もういいかい?もういいよ
周りの目には価値もねぇから
当然 どうでもいいよ
煙たいならあっちいけよ
TakaとGeGと街に出よう
ゆっくりとSlow burning
I feeling mellow
必要ない邪念はもういい
まるで葉巻の端のノリ
理由は2つ 賭けたプライドと
歩幅を人に合わせたくないから
I live (I live) I live (I live) my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
I live (I live) I live (I live) my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら OK
Everyday Everynight
好きにやりたい
俺らこのままでもっと上に
Anyway make it light
指示は嫌い
やけ酒はしないNo more henny
Everyday everynight
好きやりたい
けど犬がうるさくてどうしようもない
Anyway make it light
It’s all light 不安を捨てて今Walkin my life (life life…好きにやりな)
I live (I live) I live (I live) my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
I live (I live) I live (I live) my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
変態紳士クラブ「好きにやる (Prod. GeG)」歌詞の意味や曲に込められた想いとは!?
ラッパーのWILYWNKAとレゲエ ディージェイのVIGORMANは年齢が一つ違いですが、同じ地元ということもあり10代の頃からの仲良し。
そんな彼らが16歳の頃にプロデューサーのGeGと出会ったことで『変態紳士クラブ』は結成しました。
この「すきにやる」という曲は、2017年にリリースしたアルバム『ZIP ROCK STAR』に収録されている一曲になります。
この曲に限らず、『変態紳士クラブ』の魅力の一つはなんと言っても表裏のない彼らの等身大が投影されている歌詞であり、そこに共感を寄せるリスナーが多いのは間違いないでしょう。
あるインタビューで、VIGORMANさんは自身の歌詞づくりにおける価値観について、「等身大のリリックを書くことを強く意識している」とし、以下のように語っていたことがあります。
わかってもないことを知ったかぶって書いても、同世代には響かない。歌が上手い人は世の中にごまんといるから、俺は聴いた人に「こいつのリリック面白いな」って感じてもらいたくて。等身大なのに深みがあって聴くたびに新しい発見がある歌詞。レゲエは思ってることをなんでも言える音楽だから。(出典: FNMNL)
また、この曲のタイトルにもなっている「すきにやる」という考えは、彼らの活動であり楽曲作りを象徴するようなもの。
VIGORMANさんはライブでも、
俺らの音楽のモットーは等身大。俺らみたいなやつが大人びたこと言ってもみんなには響かへんと思うし、逆に40歳過ぎてるのにギャルとパーティしか歌わない音楽も俺はどうかと思うし。そのときはそのときの等身大があります。今の俺が書ける等身大をみんなに伝えます。(出典: FunplusMusic)
という言葉を残しています。そう考えると、サビに出てきている価値観は『変態紳士クラブ』の価値観を象徴していると言えるでしょう。
I live I live my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
I live I live my own way
肩を緩めて自由にやりな
お前の人生なら好きにやれってな
Everyday Everynight
好きにやりたい
俺らこのままでもっと上に
Anyway make it light
指示は嫌い
やけ酒はしないNo more henny
自分たちは自分たちらしく、自分を失うことなく「好きな仲間たちと、好きなこと」をして上を目指して行きたい。
また、その考えの根底には、「人生は一度きりなので後悔のないように行きたい」というものがあるように思います。
また、それを他人に強要するわけではなく、「君の人生なんだから好きなようにやったらいいじゃん」という肩の力が抜けた温かい後押しが伝わってくるのがこの曲の素敵な部分ではないでしょうか。
終わりに
今回は、ラッパー・WILYWNKA(ウィリーウォンカ)、レゲエ ディージェイ・VIGORMAN(ヴィガーマン)、プロデューサー・GeG(ジージ)の3人組ユニット『変態紳士クラブ』の「すきにやる」という曲についてご紹介しました。
「YOKAZE」のMVがYouTubeにアップされたのは2018年2月のことですが、『変態紳士クラブ』は、アーティストの一発撮りのパフォーマンスを切り取ることで大人気を博しているYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも出演 (2021年5月)。
そこで「YOKAZE」と「すきにやる」を立て続けに歌ったことでこれらの楽曲が再び注目され、彼らの人気に拍車をかけることとなりました。
今後さらに勢いを増し多くのリスナーの支持を広げていきそうな予感に溢れている『変態紳士クラブ』の3人。
これからの活躍が楽しみです!
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