夏のプリンス(ケツメイシ)の歌詞の意味とは?
(出典:http://realsound.jp/2018/06/post-212638.html)
1993年に結成、2001年にメジャーデビューし、日本の音楽シーンには欠かすことのできない存在となったケツメイシ。
2003年にリリースされヒットした「夏の思い出」は日本の夏を彩る一曲として記憶に新しく、また大ヒットを記録した「さくら」はこれぞケツメイシというサウンドでリスナーを魅了したグループですね。
そんなケツメイシが、この夏リリースする新曲のタイトルは「夏のプリンス」。
この曲はプリンスホテルのCMにタイアップされており、8月8日のCDリリースに先がけ6月27日に先行配信されています。
今回はそんなケツメイシの「夏のプリンス」の歌詞の意味や込められた想いについて考察してみます。
ケツメイシ「夏のプリンス」歌詞の意味とは?
「夏のプリンス」ーケツメイシ
作詞:ケツメイシ
作曲:ケツメイシ/SHIBU夏が来るたび蘇る
あの感情がまたこみ上げる
20日過ぎたら夏休み
じゃあ行こうか
あの場所まずは海
なんていろいろ行ったっけ
駆け出すその手を引っ張って
何が待ってて何をする?
知らずに期待も倍増する浴衣で涼むは海沿いあたり
弾ける笑顔の後ろに花火
祭り見上げると夏の月
目を覚ましだしたカブトムシ
夏しか出来ない経験に
焼き付けた情景は永遠に
残るから君と綴っていこう
思い出作っていこう思い出す夏休みのサンシャインデイ
Boogie back はしゃいだ夏爽快で
時が経っていても色褪せない
思い出よ 想い出を君と作ろう
思い出よ 想い出を暑い太陽 眩しい空と
セミの合唱 目覚ましおはよう
網 虫かご ビーサン装備
宿題まだいいさ Don’t Worry山でキャンプ 海にダイブ
カレーかそうめん 昼の合図
何回ラムネで乾杯
おやつのスイカ種飛ばし大会クワガタ捕れずに泣いたっけ
なぜかデパート走って買ったっけ
手持ち花火で何書いたっけ
またひぐらしも寂しく泣いたっけ夏は踊りたい あの日戻りたい
素敵な思い出また残したい
蚊取り線香の香り懐かしい
君と作る夏がいい思い出す夏休みのサンシャインデイ
Boogie back はしゃいだ夏爽快で
時が経っていても色褪せない
思い出よ 想い出を君と作ろう
思い出よ 想い出を暮れゆく夏の夕空の色と
森に響くセミの声思い出す夏休みのサンシャインデイ
Boogie back はしゃいだ夏爽快で
時が経っていても色褪せない
思い出よ 想い出を君と作ろう
思い出よ 想い出を
ケツメイシといえば“夏”といっても過言ではないほど、ケツメイシは夏のヒット曲がたくさんあります。「夏の思い出」「お二人Summer」「LOVE LOVE Summer」「男女6人夏物語」「ヤシの木のように」「サマーデイズ」などなど挙げればまだまだたくさんありますが、ケツメイシの夏の曲に多い要素としては恋に関することが多いのではないかと思います。
しかし今回の「夏のプリンス」はプリンスホテルとのタイアップということもあってか、恋だけではなく、子供や家族、友人などいろんな人との夏が想像できる曲になっているように思います。
それでは歌詞を見ていきましょう。
夏が来るたび蘇る
あの感情がまたこみ上げる
20日過ぎたら夏休み
じゃあ行こうか
あの場所まずは海
なんていろいろ行ったっけ
駆け出すその手を引っ張って
何が待ってて何をする?
知らずに期待も倍増する
夏が来るたびに、後何日で夏休みだ!っていうワクワク感みたいなものってありますよね。
それは子供でも大人でも変わらず、
夏休みになったらどこに行って何をしよう?
今年の夏は何が起こってどんな楽しい思い出が出来るんだろう?
そんな期待に胸を膨らませる様子が目に浮かんできますね。
暑い太陽 眩しい空と
セミの合唱 目覚ましおはよう
網 虫かご ビーサン装備
宿題まだいいさ Don’t Worry山でキャンプ 海にダイブ
カレーかそうめん 昼の合図
何回ラムネで乾杯
おやつのスイカ種飛ばし大会クワガタ捕れずに泣いたっけ
なぜかデパート走って買ったっけ
手持ち花火で何書いたっけ
またひぐらしも寂しく泣いたっけ
“夏の定番”といっても良い楽しい出来事がたくさん出てきていますね。
歌を聴いていて思わず「分かる分かる!」と言ってしまいそうになるほど情景が目に浮かびます。
思い出す夏休みのサンシャインデイ
Boogie back はしゃいだ夏爽快で
時が経っていても色褪せない
思い出よ 想い出を君と作ろう
思い出よ 想い出を
やはり夏の思い出というのは特別なもので、たとえ時が経ったとしても色褪せることなく心に残っているものですよね。
そんな夏の思い出を大切な人とたくさん作って、そこで生まれた想いもたくさん心の中に残していきたいという思いが込められているように感じますね。
とても素敵な曲ですね。
やっぱり夏といえば『ケツメイシ』!メンバーや名前の由来をチェック!
(出典: https://twitter.com/nomisuke0602)
◯アーティスト名の由来とは?
カラオケなどでも定番曲が多く広い層にファンを持つケツメイシ。
元々はRYOさんが通う大学の仲間が中心となって1993年に誕生したヒップホップグループです。
1996年頃にRYOさん、RYOJIさん、大蔵さん、DJ KOHNOさんの現メンバーとなったとされる彼らのアーティスト名の由来とは何なのでしょうか。簡単に紹介します。
『ケツメイシ』というグループ名の由来は、中国で下剤などに使用されている薬草「決明子(けつめいし)」から来ていると言われています。
(出典: https://xn--w8jujlbza7dvjw98yxta.com/ketsumeishi-yurai/)
そしてその意味は、この薬草の効用にちなんで「全てを出し尽くす」とのことです。
ただし、これは後付けされたもので、本当の由来は薬学の事典の適当なページを開いて真っ先に目に付いた言葉を名前にしただけとも言われているそう。
メンバーであるRYOさんと大蔵さんは東京薬科大学出身で薬剤師免許も持っていることから、薬草が名前になっているというのにも納得はできそうですが。。。
(出典: https://www.instagram.com/p/BYyG8g4Bayg/?tagged=ケツメイシ)
◯メンバー紹介
名前: Ryo (田中 亮 – たなか りょう)ー 写真右上
生年月日: 1972年11月26日
出身地: 東京都港区
出身大学: 東京薬科大学
担当: ラップ
イメージカラー: ピンク
影のリーダーとも言われているグループ最年長のRyoさん。順天堂大学名誉教授であり、心臓血管外科学医の父親を持つ。
名前: Ryoji (大塚 亮二 – おおつか りょうじ)ー 写真左上
生年月日: 1974年12月14日
出身地: 兵庫県神戸市灘区
担当: ボーカル
イメージカラー:オレンジ
ケツメイシのメンバーとして活動する傍ら、音楽プロデューサーとして楽曲提供などもおこなう。
名前: 大蔵(吉田 大蔵 – よしだ だいぞう)ー 写真左下
生年月日: 1976年3月14日
出身地: 兵庫県神戸市灘区
出身大学: 東京薬科大学
担当: MC / ラップ
イメージカラー: ディープグリーン
『ケツメイシ』のリーダーである大蔵(だいぞう)さん。Ryoさんと同じく東京薬科大学卒業。
自身は鍼灸師・薬剤師の資格を持っている。
名前: DJ KOHNO (河野 健太 – こうの けんた)ー 写真右下
生年月日: 1977年6月28日
出身地: 広島県廿日市市
担当: DJ
イメージカラー: ライトブルー
音楽プロデューサーとしても活躍。サッカーやパチスロ好きとしても知られている。
終わりに
(出典:https://goo.gl/rWbh4F)
いかがだったでしょうか。
今回はケツメイシの「夏のプリンス」について、その歌詞や曲に込められた想いについて考えてみました。
夏にまつわる楽曲の多いケツメイシ。そんな彼らのレパートリーに加わることとなる今回の「夏のプリンス」ですが、今までのケツメイシとは一味違った新鮮な楽曲とも言われていますね。
その理由の一つに挙げられるのはやはり、男女の恋だけではなく、子供や家族、友人などいろんな人との夏が想像できる曲だということだと思います。
今までは男女が出会いを求めるパーティーや、海辺でワイワイ盛り上がれるアッパーチューン。そして恋人との思い出を回想するようなバラードソング。
どれもケツメイシらしさ全開の素敵な曲ですが、「夏のプリンス」はこの中のどれでもない、老若男女全ての人が自分なりに感情移入して楽しめる新しい夏ソングということなのかもしれません。
この夏を彩ってくれそうな心地よいナンバー「夏のプリンス」。
「この曲を聴く度にあの夏のことを思い出す。」というふうに、たくさんの人にとって夏の出来事とともに語られる一曲になるのではないでしょうか。
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