レキシ「GET A NOTE」歌詞の意味とは?『ゲゲゲの鬼太郎ED曲』
(出典:https://goo.gl/pVK7Mb)
ミュージシャンの池ちゃんこと、池田貴史さんが日本の歴史を主題とした楽曲を扱い「歴史縛りファンクネスバンド」として活動している『レキシ』。
歴史上の人物などを歌う独自のスタイルで注目を集め、人気を博しています。
ゲストとして参加したアーティスト達は本名ではなく「レキシネーム」という独自の名称が与えられることになっているのも特徴的で面白いですよね。
そんなレキシが3枚目となるシングル「S&G」を7月18日にリリース。
シングル「S&G」に収録されている「GET A NOTE」はフジテレビ系アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」エンディングテーマとして使用され注目を集めています。
そこで今回は、この「GET A NOTE」の歌詞の意味や曲に込められた想いなどについて考察してみたいと思います。
レキシ「GET A NOTE」歌詞の意味とは?
「GET A NOTE」ーレキシ
作詞:池田貴史
作曲:池田貴史あいつの下駄の音がしたんだ
あいつの下駄の音がしたんだ
追い越したら誰かの影法師
あいつの下駄の音がしたんだ後ろにいるあいつは誰だろう
振り向く事など出来ないよ
見えない力を 見えたと思えば
消せない闇のその向こうあいつの下駄の音がしたんだ
あいつの下駄の音がしたんだ
追い越したら誰かの影法師
あいつの下駄の音がしたんだからんころんからんころん
お城に行くあいつは誰だろう
丑三つ時誰かの呼ぶ声が
見えない力を 信じる想いは
キミの心の奥の方あいつの下駄の音がしたんだ
あいつの下駄の音がしたんだ
追いかけたらあの子の影だったんだ
あいつの下駄の音がしたんだ見えない力が その手を揺らす
消せない闇のそのむこう向こうあいつの下駄の音がしたんだ
あいつの下駄の音がしたんだ
追い越したら誰かの影法師
あいつの下駄の音がしたんだからんころんからんころん
タイトル「GET A NOTE」の読み方は?
タイトルである「GET A NOTE」。
普通に読めば「ゲット ア ノート」ですが、これを発音して良く読んでいくと、、、
「ゲット ア ノート」
「ゲットァ ノート」
「ゲッタ ノート」
「ゲタ ノオト」
「下駄の音」
そう、「下駄の音」になるんです。笑
ゲゲゲの鬼太郎といえば下駄ですよね。
なのでこの曲のタイトルは「ゲタノオト」と読むんだそうです。
そして「note」という単語には「音符」という意味もあり、色んな要素がギュッと詰め込まれたタイトルになっていることが分かりますね。
こんなところにもレキシの遊び心が隠れているんですね。
歌詞の内容は?
この曲の歌詞は「見えそうで見えない何か」についてリスナーに語りかけていると同時に、「ゲゲゲの鬼太郎」や妖怪にまつわる内容にレキシならではの表現が見られます。
あいつの下駄の音がしたんだ
追い越したら誰かの影法師
や
あいつの下駄の音がしたんだ
追いかけたらあの子の影だったんだ
などは、
もしかしたらこの下駄の音は!?(妖怪では?)と思い、追いかけたり追い越したりしてみたけれど、違っていた。だけど何か心に引っかかるものがあるなぁ。という見えそうで見えない気配のようなものを表現しているのではないでしょうか。
お城に行くあいつは誰だろう
丑三つ時誰かの呼ぶ声が
見えない力を 信じる想いは
キミの心の奥の方
ここの歌詞に出てくる「丑三つ時」とは、だいだい午前2時頃から午前2時30分頃までを指し、昔からあの世である常世とつながる時間帯とされており、幽霊や妖怪が現れやすい時間帯だと言われています。
そんな時間帯に誰かの呼ぶ声が聞こえたり、はっきりは見えないけれど何かがお城の方へ行くのが見えたり。。。
そんな「はっきりとは見えない力」を信じる想いは、みんな口には出さないけれど心の奥に持っていて、その気持ちが妖怪などを連想させているのではないかと想像します。
この曲の歌詞は人間にとっては見えてはいないのだけれど、何か存在を感じずにはいられない気配・霊気のようなものをとても上手く表現しているのではないでしょうか。
ゲゲゲの鬼太郎にピッタリな素敵な曲ですね。
終わりに
(出典:https://goo.gl/74xvfx)
いかがだったでしょうか。
今回はレキシの「GET A NOTE」の歌詞の意味などについて考察してみました。
「お城」というキーワードやタイトルへの遊び心などレキシならではの魅力が詰まった「GET A NOTE」。
ぜひ「ゲゲゲの鬼太郎」と共に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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