福山雅治「甲子園」歌詞の意味とは?[NHK高校野球中継テーマ曲]

福山雅治「甲子園」歌詞の意味とは?[NHK高校野球中継テーマ曲]

(出典:https://goo.gl/2KuJxW)

2018年のNHK高校野球中継のテーマ曲となっている福山雅治さんの「甲子園」。

この夏、全国高校野球選手権大会が第100回を迎えるにあたり、試合の中継を行うNHKが初めてテーマソングを制作する運びとなり、福山雅治さんが手がけることとなったそうです。

甲子園で実際に試合をする球児たちだけではなく、それを応援し関わっている全ての人たちに向けて書かれた「甲子園」。

今回はそんな福山雅治さんの「甲子園」の歌詞の意味や込められた想いについて考察します。

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福山雅治「甲子園」歌詞の意味とは?

「甲子園」ー福山雅治

作詞:福山雅治
作曲:福山雅治

僕は想像する
想像を止めない
夢の舞台で全て出し切り

君と笑ってる
君と泣いている
勝敗の向こうにある
何かを掴み…

「あと一歩が届かなかった」
わずか一歩のその差は果てしない道だと
わかっているけど

それでも僕は行くのだろう
近くて遠いその「あと一歩」を目指して
何度も 何度だって

憧れから逃げたこともある
でも僕は僕から逃げたくはなかった

忘れないよ
僕らぶつかったり励ましたり
傷ついてもひとりじゃなかったね

僕は想像する
いつか家族ができて子供にも
自慢するんだ「仲間と情熱の日々」
君と僕の

心も身体も思い通りに動かない
結果を出せない時だって

地元じゃ誰もが知ってるあの坂道で
鍛えたダッシュ力信じて

振り向けばここへと続いた足跡の
全てに意味があったんだと

掴みたいんだ
ずっと僕は僕を諦めずに
君は君を諦めなかったね

掴みたいんだ
今日も挑戦者として戦う
チャンスは挑戦する者だけに訪れるんだ
そうだろ?

君だけにしか僕だけにしか出来ないことを
認め合って拾い合って繋ぎ合えば
ほら
越えていける

忘れないよ
僕ら競うべき相手でもあり
守り抜くべき仲間でもあって

僕は想像する
いつか家族ができて子供にも
「勝敗を越えて掴んだもの」を話そう
君と僕を

100年先の仲間達へ

我ら謳う
青春を
生命を
謳う

(フルバージョンが公開されているNHK Official Music Videoこちら)

福山雅治さんはこの曲についてこのようにコメントしています。

子供の頃からテレビ観戦していた伝統ある甲子園に、野球のイメージとはおよそかけ離れている僕が音楽で参加させていただけるとは夢にも思っていませんでした。
小学校の頃はソフトボールでピッチャーを、中学校の3年間はブラスバンド部で過ごした経験がある僕からすると、甲子園という場所は、グラウンドもアルプススタンドも、憧れの全てが詰まっている場所です。
ひたむきに戦う選手たち、声を枯らしながら声援を送る応援団の汗と涙。
故郷長崎での少年時代、テレビで観戦しながら何度も心揺さぶられてきました。
上京後は野球とはかけ離れた生活を送っていますが、甲子園の季節になると故郷長崎の出場校の勝敗は毎大会チェックしています。
故郷、仲間、ひたむきさ。
そして、すべての試合にある笑顔と涙。
甲子園には、甲子園でしか表現することが出来ない感動があるように思います。
いつまでも忘れられない、大人になってもずっと心の中で抱き続けている「青春の輝き」が。
そんな「青春の輝き」を感じさせてくれる甲子園を、僕なりの音楽で表現できるよう頑張ります。

この曲は、もちろん甲子園で頑張る球児たちのことについて歌っているのですが、それだけにとどまらず、それを応援している人たちやそれに関わる全ての人たちに向けて歌っている曲であることがわかりますね。

僕は想像する
想像を止めない
夢の舞台で全て出し切り

君と笑ってる
君と泣いている
勝敗の向こうにある
何かを掴み…

「僕は夢の舞台で全てを出し切った時の想像をしている。
君と笑いあっている想像。君と泣いている想像。
どちらにしろその時には勝敗を超えて何かを手にしていると。」

「あと一歩が届かなかった」
わずか一歩のその差は果てしない道だと
わかっているけど

それでも僕は行くのだろう
近くて遠いその「あと一歩」を目指して
何度も 何度だって

憧れから逃げたこともある
でも僕は僕から逃げたくはなかった

「あと一歩届かなかったこと、だけどその一歩は日々の積み重ねでついたとてつもない差だとわかっているんだ。
だけど僕はその“あと一歩”を何度はね返されても超えていきたい。

「あの憧れの人みたいになるなんて無理だと思ったこともある。
ただ、自分から逃げて負けたくなかった。」

忘れないよ
僕らぶつかったり励ましたり
傷ついてもひとりじゃなかったね

僕は想像する
いつか家族ができて子供にも
自慢するんだ「仲間と情熱の日々」
君と僕の

「僕は忘れない。
どんな時でも君がいて、一緒に頑張ることが出来たこと。」

「いつか家族や子供ができたら、君との素敵な関係を自慢するんだ。
自慢したいくらい君との絆は誇れるものなんだ。」

そして曲の終盤に出てくる

100年先の仲間達へ

我ら謳う
青春を
生命を
謳う

というフレーズは、第100回迎えた大会を意識しているのはもちろんこと、それだけ長い間受け継ぎ、甲子園を通じて繋いできた絆がこの先100年も続いていってくれることを願っているように感じますね。

自分に打ち勝つことや、一緒に同じ夢に向かっていくかけがえのない仲間の大切さ、そして勝敗を超えて掴むであろう何かにこそ価値があるということなど日々を生きる私たちにも大切なことが歌われているのではないでしょうか。

とても素敵な曲ですね。

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終わりに

(出典:https://goo.gl/oS6rrC)

いかがだったでしょうか。

今回は福山雅治さん「甲子園」の歌詞の意味などについて考察しました。

一曲の中に様々な場面が登場し、まるで組曲のようになっている「甲子園」。
ぜひ青春の様々な場面の輝きを感じながら聴いてみてはいかがでしょうか。

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