Clean Bandit「Mama(ママ) 」和訳&歌詞の意味を考察!
(出典: https://www.indienative.com/2018/10/what-is-love)
イギリス出身の3人組エレクトロ・ユニット、Clean Bandit(クリーン·バンディット)。
Ellie Goulding(エリーゴルデン)をフィーチャリングしたこの「Mama(ママ) 」は、そのMVはが “近年の世界情勢を風刺する内容となっている”とされる話題の一曲です。
クリーン・バンディットのメンバーの1人・グレース・チャトーはこのミュージック・ビデオについて、
「私たちが書いたこの台本は、子どもの頃あらゆる権利を奪われた少年が、大人になってその権利及び権力を取り戻そうとする内容で構成されているの。私たち自身で監督を手掛けたんだけど、本当に楽しくて貴重な経験だったわ」
とコメント。MVを見れば納得の、かなり痛烈な作品になっていると思うのは私だけはないと思います。
今回は、この「Mama feat. Ellie Goulding」について、「権力」や「風刺」などといったキーワードを中心にその和訳と歌詞の意味を考察していきたいと思います。
Clean Bandit「Mama feat. Ellie Goulding」和訳&歌詞の意味を考察!
「Mama feat. Ellie Goulding」ー Clean Bandit
Oh mama, hola, hola, hola
(ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Don’t know what this is
(これは一体何なのか分からないよ)
Oh mama, hola, hola, hola
(ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Oh, what do I do now?
(あぁ、一体どうしたらいいの?)I see my body in a different light, ay ay ay
(今ボクは違う光に照らされているんだ)
As if I woke up in a different life, ay ay ay
(まるで目が覚めたら生まれ変わって)
(違う人生を生きてるみたいに)
Feels like I’m walking with my heart on fire
(心が燃え上がった状態で歩いてるみたい)
Somebody pass me the water ‘cause I’m burning
(だれかボクに水をくれないか、燃えてるんだ)‘Cause a little bit’s turning into a lot
(だってちょっとの積み重ねがたくさんになって)
There’s no way I’ll be turning the feeling off
(もうこの気持ちを鎮めることができないんだ)
Guess I’m everything that I thought I was not
(多分ボクは思ってた自分と全然違うんだ)
Tell me, tell me, ay ay ay
(あぁ、教えて、教えてよ)Oh mama, hola, hola, hola
(ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Don’t know what this is
(これは一体何なのか分からないよ)
What do I do now, do now, do now
(どうしろって言うんだよ)
Do with all of this?
(こんなにたくさんのこと)
All of these new emotions
(こういった感情はすべて)
I let them out in the open
(全部オープンにさらけ出すんだ)
Oh mama, hola, hola, hola
(あぁ、ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Oh, what do I do now?
(今度はどうしたらいいの?)I’ve never felt so good,
(こんなにいい気分になったことはないよ)
I feel so soft, na na na
(とても穏やかになったきぶんさ)
And now I know myself, I know my spots, na na na
(今は自分のことがわかる、立場も分かってる)
I didn’t know that I could have these thoughts, yeah yeah
(自分がこうなふうに考えられるなんて知らなかったんだ)
Somebody pass me the water ‘cause I’m burnin’
(だれかボクに水をくれないか、燃えてるから)‘Cause a little bit’s turning into a lot
(だってちょっとの積み重ねがたくさんになって)
There’s no way I’ll be turning the feeling off
(もうこの気持ちを鎮めることができないんだ)
Guess I’m everything that I thought I was not
(多分ボクは思ってた自分と全然違うんだ)
Tell me, tell me, ay ay ay
(あぁ、教えて、教えてよ)Oh mama, hola, hola, hola
(ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Don’t know what this is
(これは一体何なのか分からないよ)
What do I do now, do now, do now
(どうしろって言うんだよ)
Do with all of this?
(こんなにたくさんのこと)
All of these new emotions
(こういった感情はすべて)
I let them out in the open
(全部オープンにさらけ出すんだ)
Oh mama, hola, hola, hola
(あぁ、ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Oh, what do I do now?
(今度はどうしたらいいの?)Everything I thought I knew about me’s upside down
(ボクが知ってた自分のことがまるで真逆さ)
Everything is changing, but I think I love it now, ay ay ay
(全てが変わっていくんだけど、それが最高だと思うんだ)Oh mama, hola, hola, hola
(ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Don’t know what this is
(これは一体何なのか分からないよ)
What do I do now, do now, do now
(どうしろって言うんだよ)
Do with all of this?
(こんなにたくさんのこと)
All of these new emotions
(こういった感情はすべて)
I let them out in the open
(全部オープンにさらけ出すんだ)
Oh mama, hola, hola, hola
(あぁ、ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Oh, what do I do now?
(今度はどうしたらいいの?)All of these new emotions
(こういった感情はすべて)
I let them out in the open
(全部オープンにさらけ出すんだ)
Oh mama, hola, hola, hola
(あぁ、ママ、ねぇ、ねぇ、ねぇ)
Oh, what do I do now?
(今度はどうしたらいいの?)
Clean Bandit 「Mama」のMVは何を描いた作品なの?
冒頭でグレース・チャトーさんの言葉をご紹介したように、
MVは子どもの頃あらゆる権利を奪われた少年が、大人になってその権利及び権力を取り戻そうとする内容になっています。
そして、その少年が行き着いたのは今も度々世間を賑わせている某大統領ですよね。。。
All of these new emotions
(こういった感情はすべて)
I let them out in the open
(全部オープンにさらけ出すんだ)
あまり悪いことを書くつもりは毛頭ありませんが、
この部分では何にでも噛み付いてツイッターで呟いてしまう彼の行動を皮肉っているように感じますし、
Somebody pass me the water ‘cause I’m burnin’
(だれかボクに水をくれないか、燃えてるから)
「I’m burning」はその言葉通り捉えて、いつも「炎上」している様を歌っているのではないかと想像します(勝手な解釈ですが)。
その他、ある政策を思わせる壁の演出を持ってきたり、
事あるごとに、ママに助言を求めるほどの自分物が世界を回しているんだと言わんばかりのメッセージがこの「ママ」には込められているのだと思います。
そして、最後に登場するメッセージには、「Damaging our children can damage the entire world(私達の子供に危害を加えることは、世界全体に危害を加えることになり得る)」とあります。
裏を返せば、「子供を大切にすることが世界を良くしていくことなんだよ。」という意味かなと思うのですが、
こういった内容をMVでぶっこんでくるのはなかなかすごいですよね。
終わりに
(出典: https://www.letras.mus.br)
いかがだったでしょうか。
今回は、Clean Banditの一曲、「Mama feat. Ellie Goulding」について、その和訳&歌詞の意味を考察してみました。
私がこのMVから拾えているクリーン・バンディットのメッセージは、まだまだほんの少しかもしれませんが、
ここで触れた内容だけでも”近年の世界情勢を風刺する内容”というのが十分に伝わるのではないでしょうか。
こういった政治的な内容に鋭く突っ込んでいく作品を見ると、ある意味とっても海外的だなと感じますね。
5月には来日公演を行うことも決まっている彼ら。
今年も日本の音楽ファンを沸かせてくれること間違いなしでしょう!
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