ONE OK ROCK「Renegades」和訳&歌詞の意味とは?
佐藤健さんが主演を務め、その豪華キャスト陣にも大きな注目が集まっている映画『”るろうに剣心 最終章 The Final” (2021年4月23日(金)から全国で公開中) 』の主題歌として書き下ろされたというONE OK ROCKの新曲「Renegades」(読み方:レネゲイズ)。
以前からONE OK ROCKのオープニングアクトに登場するなど親交が深いエド・シーランも作曲に関わっているとされ、イギリス郊外にあるエドのプライベートスタジオにて共同で制作されたことも公表されています。
あまり耳なじみのない英単語がタイトルになっていますが、「背教者、脱党者、裏切り者」などを意味するあるが、「Renegades」というこの曲について、
ONE OK ROCKのボーカルTakaさんは以下のようにコメント。
【ONE OK ROCK・Takaさんコメント】
ONE OK ROCKは映画『るろうに剣心』と共に歩んで来ました。そして、今回も全力で主題歌を書き下ろさせていただきました。この映画が日本の映画界に生き続けると同時に、我々ONE OK ROCKも更なる進化を目指して突き進んでいきたいと思います。主題歌“Renegades”と共に、『るろうに剣心 最終章 The Final』を、どうぞお楽しみください!
映画にたいする熱い思いを感じるコメントを残されています。
多くの問題がはびこる世の中の既存のシステムに疑問を呈する“反逆者たち”のために歌うアンセム曲とされている今回の「Renegades」。
【ONE OK ROCK「Broken Heart of Gold」和訳や歌詞の意味についてはこちら】
こちらの記事ではこの曲の和訳や歌詞の意味を考察してみたいと思います。
ONE OK ROCK「Renegades」和訳&歌詞の意味とは?
「Renegades」ー ONE OK ROCK
Got a fire in my soul
(魂に火を灯した)
I’ve lost my faith in this broken system
(この壊れたシステムに信頼は失ったのさ)
Got love for my home
(故郷に対する愛がある)
But if we cry is there anyone listening
(でも泣いてたら誰かが聞いてくれるっていうのか?)
We’re the forgotten generation
(僕らは失われた世代)
We want an open conversation
(開かれた対話を必要としている)
Follow me on this road
(僕の行く道についてきてくれ)
You know we gotta let go
(さぁ解放しよう)
For all of the times
(これまでずっと)
That they said it’s impossible
(やつらは無理だと言ってきた)
They built the hurdles
(ハードルを作ったり)
The walls and the obstacles
(立ちはだかる壁や障害を生んできた)
When we’re together you know we’re unstoppable now
(でも僕らが一緒ならもう誰にも止められないって分かるだろ)
I’m not afraid
(僕は恐れたりはしない)
To tear it down and build it up again
(それを切り裂いてもう一度立て直すことを)
It’s not our fate
(それは僕らの運命じゃない)
We could be the renegades
(僕らは反逆者にだってなれるんだ)
I’m here for you
(君のためにここにいるさ)
Are you here for me too?
(君も僕ためにいてくれるのかい?)
Let’s start again
(さぁ、もう一度始めよう)
We could be the renegades
(僕らは反逆者になれるんだ)
They’ve been holding us down
(僕らは押さえつけられてきた)
They’ve been telling us to change our voices
(発する声さえも縛られてきたんだ)
But we’re not part of that crowd
(でも僕らはそこらの群衆とは違う)
We made our bed and we’ll make our own choices
(自分のことは自分の意思で決めるんだ)
We may be underestimated
(僕らは過小評価されてたのかもしれない)
But I know one day we will make it
(でもいつかはできるって分かるんだ)
Time to say it out loud
(今こそ声を荒らげる時だ)
We are young and we’re proud
(僕らは若く誇らしいんだから)
すり込まれ塗り重ねられた
嘘は僕等を飲み込んだ
We got a fight for our rights and the things we love now
(今僕らには自分たちの権利と愛するモノを守るための戦いがある)
I’m not afraid
(僕は恐れたりはしない)
To tear it down and build it up again
(それを切り裂いてもう一度立て直すことを)
It’s not our fate
(それは僕らの運命じゃない)
We could be the renegades
(僕らは反逆者にだってなれるんだ)
I’m here for you
(君のためにここにいるさ)
Are you here for me too?
(君も僕ためにいてくれるのかい?)
Let’s start again
(さぁ、もう一度始めよう)
We could be the renegades
(僕らは反逆者になれるんだ)
We could be the renegades
(僕らは反逆者にだってなれる)
Take a deep breath
(深く息を吸って)
Close your eyes and get ready
(目を閉じて備えるんだ)
Take a deep breath
(深く息を吸って)
Close your eyes and get ready
(目を閉じて備えろ)
Take a deep breath
(深く息を吸って)
Close your eyes and get ready to fly
(目を閉じて飛ぶ準備をしろ)
I’m not afraid
(僕は恐れたりはしない)
To tear it down and build it up again
(それを切り裂いてもう一度立て直すことを)
We could be the renegades
(僕らは反逆者にだってなれるんだ)
I’m here for you
(君のためにここにいるさ)
Are you here for me too?
(君も僕ためにいてくれるのかい?)
Let’s start again
(さぁ、もう一度始めよう)
We could be the renegades
(僕らは反逆者になれるんだ)
We could be the renegades
(僕らは反逆者にだってなれる)
曲のタイトル「Renegades」の意味とは?
冒頭でもご紹介しましたが、曲のタイトル「Renegades」は、直訳すると「背教者、脱党者、裏切り者」という言葉。
//「Renegades」の意味//
- 【名刺】〔宗教の〕背教者、〔政党の〕脱党者、〔忠誠に対する〕裏切り者、無法者、反逆者
- 【形容詞】宗旨を変えた、背教の、裏切りの〔慣習に従わず〕、反抗的な
- 【動詞】宗旨を変える、背教者になる、裏切る
複数形になっていますので、「背教者たち、脱党者たち、裏切り者たち」というくらいに捉えてもいいかもしれませんね。
Take a deep breath
(深く息を吸って)
Close your eyes and get ready
(目を閉じて備えるんだ)
Take a deep breath
(深く息を吸って)
Close your eyes and get ready
(目を閉じて備えろ)
Take a deep breath
(深く息を吸って)
Close your eyes and get ready to fly
(目を閉じて飛ぶ準備をしろ)
『るろうに剣心』はアクションシーンがある映画なので、歌詞の冒頭の部分では、敵が迫ってくるのに備えるような心境が歌われた言葉が登場しています。
また、『るろうに剣心 最終章 The Final』の公式サイトに載っている緋村剣心の紹介に「遂に、十字傷に秘められた過去と決別し、未来へと踏み出す時が来た。」とありますので、
I’m not afraid to tear it down and build it up again
(僕はそれを切り裂いてもう一度立て直すことを恐れたりはしない)
It’s not our fate
(それは僕らの運命じゃない)
We could be the renegades
(僕らは反逆者にだってなれるんだ)
前にあった出来事や物事を一度壊して単にもとに戻すのではなく、新しい未来を切り拓いていくという意味で「Renegades」(背教者、脱党者、裏切り者)という言葉が使われているのかなという気もしますね!
終わりに
今回はONE OK ROCKの「Renegades」という曲について、その和訳や歌詞の意味を考察してみました。
//『るろうに剣心 最終章 The Final』のストーリー//
かつて<人斬ひときり抜刀斎ばっとうさい>として恐れられ、激動の幕末を刀一本で戦い抜いた男、緋村剣心。新時代を迎え、二度と人を殺さないと誓う。斬れない<逆刃刀さかばとう>に持ち替え、日本転覆を狙った志々雄真実をはじめ数々の敵との戦いを乗り越えた今は、仲間たちと平穏な日々を送っていたー。
ある日、東京が何者かに攻撃され、次々と大切な人々が襲われた剣心は、次第に追い詰められていく。憔悴しきった彼の前に現れたのは、あの志々雄に武器や軍艦を送り込んでいた上海マフィアの頭目・雪代 縁。剣心の<十字傷の謎>を知る彼こそが、剣心自らが生み出してしまった最恐最悪の敵だった。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけではなく<剣心が作った新時代>をも破壊するため<人誅じんちゅう>を仕掛けてくる!全てを悟った剣心は「自分のせいでござる」と、薫や仲間達を集め自分の過去を語り始める。<かつて結婚していたこと>、そして<自らの手で妻を斬殺したこと>。今まで語られることのなかった衝撃の過去に仲間たちはショックを受ける。
その矢先、遂に縁による東京への総攻撃が開始され、一瞬で修羅場と化す。そして縁の復讐の刃は神谷道場の仲間たちにも容赦なく向けられていくー。逃れられない運命を背負い、愛する者のため全てをかけて立ち向かう、究極の戦いが始まる。
日本のみならず、世界で活躍の場を広げているロックバンド・ONE OK ROCKが『るろうに剣心 最終章 The Final』のために全力で書き下ろしたというこの「Renegades」。
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映画公開の際には実際に歌詞がどんなシーンとリンクしているのかを考えながら楽しむのも良いかもしれませんね!
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