WANIMA「旅立ちの前に」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

WANIMA「旅立ちの前に」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?
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いつも前向きな歌詞とサウンドでリスナーを勇気付けてくれている大人気バンド・WANIMA。

2021年4月28日にリリースとなった、こちらの「旅立ちの前に」という曲も、「あえて頑張れ」という言葉を使ってリスナーの前へ踏み出す一歩を後押ししてくれるような素敵な一曲となっています。

ボーカルを担当しているKENTAさんは、こちらの曲について、

//WANIMA・KENTAさんのコメント//

ちょっと真面目な話になるんですけど、WANIMAのライブに来る人たちは普段頑張っとるし、大丈夫じゃないのも知ってるから……僕らは「頑張れ!」という言葉を使わずに背中を押したいってところがあったんですけど、今回はあえて『頑張れ』と歌うことで小さいきっかけや小さい一歩につながるんやったらと思って。すごいしっかりした覚悟でこの曲を歌っているので、現状、苦しいところにおる人には届いてほしいな、って思いで作りました。

と、コメント。

そのMV(ミュージックビデオ)でも、新たな環境の中で辛くても諦めない新社会人の姿が描かれ、力強いメッセージが込められた楽曲の世界観が表現されていますよね。

どんな想いが込めらた曲なのか、今回はこの「旅立ちの前に」の歌詞の意味や曲に込められた想いを考察してみたいと思います。

WANIMA『旅立ちの前に』歌詞

WANIMA『旅立ちの前に』
作詞 : KENTA
作曲 : KENTA

何をやっても上手くいかず
立ち止まって後戻りも出来ずに
その時だけどうかそんな時だけ
歌って欲しい歌がある

振り返ればぶり返す痛み
潰れそうな時はとっておきのリズムに乗せ
もう少しだけ どうかあと少しだけ
かっこ悪くても・・・

誰だって悩んで誤魔化して笑って
生きていれば綺麗なままじゃ無理で
(降り出した雨)
ここにいる 心の中で旗を振る
人知れずまた生まれる音

まだ頑張れよ ただ踏ん張れよ
ヒントがない今日も・・・
選ばれずに終わった時も・・・
何度も何度でも底から這い上がる
逃げる事なく耐えた君だけ
許されたスタートライン
失敗や後悔も 酸っぱい思い出も
描く未来 力となれ
苦しみを乗り越え 喜び数えたい

踏み出せ 次の一歩 怖れず
笑われても進め 諦めない事がアンチ
もっともっと前へ 強くグッと堪え溜め
その日が来る前に・・・この先で逢おう

誰だって悩んで誤魔化して笑って
生きていれば綺麗なままじゃ無理で
(雨あがり晴れ)
ここにいる 心の中で旗を振る
(この星のどこか)人知れずまた生まれる音

だから・・・
また頑張るよ
行きたい場所があって
抜け出して
見せたい景色があって
何度も何度でもここから立ち上がり
この未知を進もう

まだ頑張れよ ただ踏ん張れよ
ヒントが無い今日も・・・
選ばれずに終わった時も・・・
何度も何度でも底から這い上がる
逃げる事無く耐えた君だけ
許されたスタートライン
失敗や後悔も 酸っぱい思い出も
描く未来 力となれ
苦しみを乗り越え 喜び数えたい
何があっても・・・
不確かなまま まだ不揃いで
不可能を可能にただ変えたい

Hey この歌を贈ろう
Hey 旅立ちの前に
寂しい思いしないように
歌って届けて
Hey この歌を贈ろう
Hey ありがとうの代わりに
振り返らないで済むように
歌って届けて

Hey この歌を贈ろう
Hey 旅立ちの前に
寂しい思いしないように
歌って届けて
Hey この歌を贈ろう
Hey ありがとうの代わりに
振り返らないで済むように
歌ってどうか届いて

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終わりに

繰り返しになりますが、KENTAさんはこの「旅立ちの前に」という曲について、

今回はあえて『頑張れ』と歌うことで小さいきっかけや小さい一歩につながるんやったらと思って。
現状、苦しいところにおる人には届いてほしいな、って思いで作りました。

という気持ちを込めて作ったと語っています。

曲の歌詞を見てみると、

まだ頑張れよ ただ踏ん張れよ
ヒントが無い今日も・・・
選ばれずに終わった時も・・・
何度も何度でも底から這い上がる
逃げる事無く耐えた君だけ
許されたスタートライン
失敗や後悔も 酸っぱい思い出も
描く未来 力となれ
苦しみを乗り越え 喜び数えたい
何があっても・・・
不確かなまま まだ不揃いで
不可能を可能にただ変えたい

そして、曲の最後の部分である、

Hey この歌を贈ろう
Hey 旅立ちの前に
寂しい思いしないように
歌って届けて
Hey この歌を贈ろう
Hey ありがとうの代わりに
振り返らないで済むように
歌ってどうか届いて

というふうに「旅立ちの前に、この歌を贈るからどうか届いてほしい」と繋がっていきます。

曲全体を通して聴いてみると「逆境に耐えてこそ次の道が開かれる」そして、辛いことはこそ先も必ずやってくるであろうけど、その時にきっと乗り越えられるように」という想いが込められているのではないかと考えられるのではないでしょうか。

ちなみに、この『旅立ちの日に』は、プロ野球チーム・福岡ソフトバンクホークス「九州を元気にする」というテーマで行われているプロジェクト:「ファイト!九州」の「テーマソングを作ってほしい」という依頼を受けてWANIMAが描き下ろしたという経緯があります。

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<「ファイト!九州」とは>
福岡ソフトバンクホークスが九州を元気にするプロジェクト。2016年4月に発生した熊本・大分地震の災害復興支援を目的として立ち上げられ、2017年7月九州北部豪雨の被災地へのサポートなど、九州に根ざしたプロ野球球団として被災地への支援を積極的に行ってきた。本年度よりコロナ禍で明るい話題が少なくなった社会状況の中で、復興支援に限らず「九州を元気にする」というテーマを掲げている。

このように、「WANIMAのライブに来る人たちは普段頑張っとるし、大丈夫じゃないのも知ってるから……僕らは「頑張れ!」という言葉を使わずに背中を押したいってところがあった。。。すごいしっかりした覚悟でこの曲を歌っているので、現状、苦しいところにおる人には届いてほしいな」というKEITAさんの言葉の背景には、そんな災害からの復興で頑張る人々を勇気付けるという事情もあったようですね。

聴いてくれているリスナーを気遣い、後押しする言葉としてあえて「頑張れ」というストレートな歌詞を盛り込んでいる「旅立ちの前に」。

これから前へ進んでいく全ての人の気持ちを支えてくれそうな素敵なファイトソングですね!

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