ストレイテナー「The Future Is Now」歌詞の意味とは?
(出典: https://www.universal-music.co.jp/straightener/products/tyct-30073/)
昨年の10月17日でメジャーデビュー15周年と同時に、結成20周年イヤーに突入という節目を迎えているストレイテナーの4人。
その勢いそのままに今年4月リリースとなったこの「The Future Is Now」は、”未来をさあ見に行こう” という前向きな歌詞で、今をポジティブに明るく照らしてくれるようなメロディアスなナンバーとなっています。
その一方で少し気になるのは、タイトルとなっている「The Future Is Now」(その未来は今)という言葉。
一見すると少し意味が捉えにくい気もしますが、一体何を意味しているのでしょうか。
そこで今回は、この曲を通して展開されている物語を踏まえながら、「The Future Is Now」の意味を考えてみたいと思います。
ストレイテナー「The Future Is Now」歌詞の意味とは?
「The Future Is Now」ー ストレイテナー
作曲: Atsushi Horie
作詞: Atsushi Horie夢は醒めた
街が見えた
足早に雲が空を流れた「夢じゃないさ」
聞こえた気がした
現実は少し変わり始めていたモノクロームの絵に秘めた色が
記憶を手繰る糸になる
大丈夫 まだ進めるよって
翼を広げた未来をさあ見に行こう
過去も変えていく未来を
いつかきっと解るんだ
その未来は今なんだ
光を探しに行こう
影を映し出す光を
いつも君は笑うんだ
その笑顔が今僕を突き動かすよ夢じゃないのさ
確かに聞こえた
真実は今も変わらずに ここにあるモノグラムに浮き上がる文字が
時間を開く鍵になる
ここまで来た 諦めないよって
翼を広げた未来をさあ見に行こう
過去も変えていく未来を
いつかきっと解るんだ
その未来は今なんだ
光を探しに行こう
影を映し出す光を
いつか君が流した
あの涙が今僕を突き動かすよエピローグに書き残した文が
次への前書きになる
大丈夫 まだ動けるよって
翼はなくても
I can walk in your mind未来をさあ見に行こう
過去も変えていく未来を
いつかきっと解るんだ
その未来が今なんだって
光を探しに行こう
影を映し出す光を
いつか君が流した
あの涙が今僕を突き動かすよ
その笑顔が今僕を突き動かすよ
タイトル “The Future Is Now”(その未来は今)の意味とは?
まずタイトルになっている「The Future Is Now」という英語ですが、直訳すると「その未来は今」。
これは英語で決まり文句のようなものかとも考えてみたのですが、ことわざらしきものは見つかりませんでした。
ですが、この言葉が使われる文脈としては、今の瞬間に起こっている出来事や自分が行っている行動が自分の未来を作っていく。つまり結局は “今が未来” という意味で使われていたりします。
言葉遊びをしているだけという意見が聞こえてきそうな気もしてしまいますが、ストレイテナーの「The Future Is Now」の歌詞の中にも、この「今起こっていることが未来を変えていく」という考え方が出てきているように感じます。
この曲の作詞作曲者である、ホリエアツシさんの言葉に注目してみると、
未来をさあ見に行こう
過去も変えていく未来を
いつかきっと解るんだ
その未来が今なんだって
過去からみると今現実に起こっていることが未来という考え方ができそうですよね。
そして、
光を探しに行こう
影を映し出す光を
いつか君が流した
あの涙が今僕を突き動かすよ
その笑顔が今僕を突き動かすよ
こちらの部分も視点を過去にして考えてみると、「いつか君が流したあの涙」(過去)が、「今の僕を突き動かす」(過去から見た未来)。
(出典: https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=uFBgZ5RhdHE)
ホリエアツシさんが表現しようとしている「その未来が今」はまさにこのことなのかなと思います。
この「過去」「今」「未来」という時間軸の中で視点を少しずらすことによってリスナーの想像力を掻き立てているところも、「The Future Is Now」のカッコイイいいところですよね。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回紹介したストレイテナーの「The Future Is Now」は、バンダイナムコエンターテインメントの人気シリーズである『デジモン』のアプリゲーム『デジモンリアライズ』主題歌にも起用され話題を呼んでいます。
『デジモン』とのコラボも含め、昨年からトリビュートアルバムの発売やシンガーソングライター・秦基博さんとのコラボシングルなど、精力的に活動を続けているストレイテナー4人。
20周年イヤー迎えた彼らの活躍に今後も引き続き注目していきたいですね。
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