「フロントメモリー」の歌詞の意味とは?【映画『恋雨』主題歌】
(出典: https://twitter.com/hashtag/鈴木瑛美子)
遥か年上の男性に想いを寄せる女子高生・あきらの恋模様が切なく描かれている人気漫画、『恋は雨上がりのように』(略称: 『恋雨』)。
今回、実写映画化されるにあたって主題歌として起用されているのが、鈴木瑛美子さんと亀田誠治さんによるカバー曲「フロントメモリー」です。
以前から『恋雨』の主人公・あきらのテーマ曲として強い想い入れがあったと語る原作者・眉月じゅんさんにとって、この曲が映画主題歌となったことはとても喜ばしいことだったそうです。
思春期の女の子であれば誰もが思いを重ねることが出来る歌詞が胸を打つこの「フロントメモリー」。
今回はこの曲の意味や、気になるアーティスト『鈴木瑛美子✕亀田誠治』の情報についてもまとめて紹介してみたいと思います。
「フロントメモリー」の歌詞の意味とは?【映画『恋雨』主題歌】
「フロントメモリー」ー 鈴木瑛美子×亀田誠治
作詞・作曲: の子
歌: 鈴木瑛美子
編曲: 亀田誠治ガンバロっかな今日は それは昨日のつづき
屋上でまた崩れかけてる
男女の電車は恋バナ 終電に乗った帰りは
Recしたこんな夕方です急にアイスが食べたい真夏日 外はテカテカしてまぢあっちーし
僕はこの恐怖症みたいなやつを時々感じちゃうから
42キロの重いは 絵文字使った歪な思いは
Recした夕方の中heybaby, yobaby, heybaby
いつまでも先に進めないのは
こんな夏さまた
きっついサイズシューズがさ
スリーポイント キメないでしょそして夏さまた
Recした風景は再生せずに
NEwBeat 朝はとても
夏 SUMMERTime
8月駅降りて
田んぼで叫んだりして単純に
ガンバロっかな今日は それは昨日の続き
屋上でまた崩れかけてる
男女の電車は恋バナ 終電に乗った帰りは
Recしたこんな夕方です(So) ガンバレないよガンバレないよ
Yo, そんなんじゃいけないよ
I, m bloody girling 主役は boring です
Say Yeah!
ガンバレないよ
ガンバレないよガンバレないよ
Yo, そんなんじゃいけないよ
I, m bloody girling So bloody
happy で
Yeah!先の
夏さまた
Say Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!
先の夏さまた
Say Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!
そして夏さまた
Rec した風景は再生せずに
NEwBeat 朝はとても
夏 SUMMERTime
8月駅降りて 田んぼで叫んだりして
Comeonbaby yeah! yeah!
青春時代に感じる葛藤や心の叫びが描かれている「フロントメモリー」の歌詞、疾走感溢れるメロディーがとても印象的ですが、
歌詞は何を意味しているのでしょうか。
冒頭部分に出てくる、
ガンバロっかな今日は それは昨日のつづき
屋上でまた崩れかけてる
男女の電車は恋バナ 終電に乗った帰りは
Recしたこんな夕方です
の部分には、毎日同じことを繰り返しているような気がする学生の心情が表れている気がします。
急にアイスが食べたい真夏日 外はテカテカしてまぢあっちーし
僕はこの恐怖症みたいなやつを時々感じちゃうから
42キロの重いは 絵文字使った歪な思いは
Recした夕方の中
もちろん楽しいこともいっぱい経験する学生生活ですが、考え方によっては、決まりきったスケジュールをこなしていく単調な日々の繰り返しでもあります。
「Rec」は録画という略語で使われる言葉ですが、この曲では脳裏に焼き付いている映像のことを指しているような印象を受けます。
そして、「恐怖症」という言葉や、「42キロの重い」、「歪な思い」という歌詞には自分の体重の重さがまるで憂鬱気味になっている気持ちの重さとして表現されているイメージではないでしょうか。
そして夏さまた
Recした風景は再生せずに
NEwBeat 朝はとても
夏 SUMMERTime
8月駅降りて
田んぼで叫んだりして
(So) ガンバレないよガンバレないよ
Yo, そんなんじゃいけないよ
学生時代は一日一日が非常に長く感じることがあります。
ですが、そんな繰り返される日々も一年周期で見て見るとあっという間に過ぎ去っていく。
「フロントメモリー」の歌詞の中では、その「青春時代が過ぎ去っていく様子」を「そして夏さまた」という表現で表しているように感じます。
一日一日を頑張ることは単調なようで時にとても難しいこと。特に青春時代の多感な時期では尚更です。
それでも、すぐにまた夏はやって来てしまう。
だからなんとか今日を頑張って過ごそう。そんな学生ならではの心情が見事に描かれているような曲ではないでしょうか。
『恋雨』の主人公・あきらはアキレス腱の損傷をきっかけに選手生命を絶たれた才能ある女子高生という設定です。
複雑な想いを抱え、葛藤する彼女にピッタリだと言うこの「フロントメモリー」が同映画でどのように使用されているのかにも注目したいですね。
映画『恋雨』主題歌の原曲は神聖かまってちゃんの「フロントメモリー」
もともと「フロントメモリー」という曲は、パンクバンドの『神聖かまってちゃん』(「の子」さんがボーカル・ギターを担当)がシンガーソングライター・川本真琴さんとコラボして2014年にリリースしたものです。
「恋は雨上がりのように」の原作を描いたマンガ家の眉月じゅんさんがこの曲を「主人公のテーマソング」としていたことがキッカケで今回の映画主題歌起用が実現。
次世代歌姫と言われる鈴木瑛美子さんと、業界屈指の音楽プロデューサー・亀田誠治のカバーによって新バージョンとなった「フロントメモリー」が映画では使用されています。
「フロントメモリー」を歌う、鈴木瑛美子✕亀田誠治とは?
(出典: https://natalie.mu/music/news/2765180)
さて、『恋雨』の主題歌として話題となっている「フロントメモリー」ですが、この曲を歌う、鈴木瑛美子✕亀田誠治とは一体どんな人物なのでしょうか。
気になっている方のためにプロフィールを紹介しておきましょう。
(出典: https://natalie.mu/music/news/2765180)
・名前: 鈴木瑛美子 (すずき えみこ)
・出身: 千葉県
・生年月日: 1999年5月16日
・特技: ゴスペル&英語
音楽家の父を持ち、幼い頃からゴスペルミュージックに親しんで育ったという鈴木瑛美子さん。
「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」を始め、カラオケ番組やTVCMでその圧倒的な歌唱力が話題を呼び、
現在、次世代の歌姫として注目を集める人物です。
「シェネル「Happiness」鈴木瑛美子カバーVer」
(出典: https://natalie.mu/music/news/2765180)
・名前: 亀田誠治(かめだ せいじ)
・出身: アメリカ・ニューヨーク
・生年月日: 1964年6月3日
・大学: 早稲田大学卒業
・職業: 音楽プロデューサー、編曲家、ベーシスト
ニューヨークで生まれたのち、1歳の時に帰国後大阪に移り住み、早稲田大学卒業という経歴を持つ亀田誠治さん。
大学在学中にも音楽活動を活発に行い、卒業後は編曲家やベーシストとして活躍。
椎名林檎さんの「東京事変」を始め、平井堅さん、スピッツ、いきものがかり、Do As Infinity、秦基博さんなど、数え切れないほどの有名アーティストの楽曲に携わっている音楽プロデューサーさんです。
終わりに
(出典: https://www.youtube.com/watch?time_continue=6&v=EBATmXTR-8g)
いかがだったでしょうか。
今回は、映画『恋雨』の主題歌として起用されている『鈴木瑛美子✕亀田誠治』の「フロントメモリー」について紹介してみました。
主人公を演じ、MVでは文字通りに疾走を見せる小松菜奈さんは、今回の主題歌抜擢について
この「フロントメモリー」が主題歌になるなんてとっても嬉しいです!
歌声が爽やかで力強く、疾走感がありながらテンポ良く進むリズムがこの映画にぴったりだなと思いました。何度も聴きたくなるような、この感じはなんだろと思うくらいリピートしちゃいます。
鈴木(瑛美子)さんと恋雨のコラボレーションが映画館で響き渡るのが私自身とても楽しみです!
とコメントを寄せています。
映画『恋は雨上がりのように』の公開は、2018年5月25日(金)にスタート。 実際に映画館で「フロントメモリー」を聴ける日が今からとても楽しみですね。
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