WANIMA「Drive」歌詞の意味とは?[映画「OVER DRIVE」主題歌]
(出典:https://okmusic.jp/news/258397)
2010年に結成された九州出身の3ピースバンド「WANIMA」。
2017年時点でアルバムは1枚のみのリリースであったにも関わらず(ミニアルバムは除く)、フジロックなどといった大型フェスに複数出演し、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブも成功させるなど、とてつもない勢いで活躍の幅を広げている。
そんなWANIMAが5月に配信リリースした新曲「Drive」。この曲は6月に公開される映画「OVER DRIVE」の主題歌として書き下ろされたナンバーでWANIMAとしては初めて映画に書き下ろした楽曲となる。
今回はそんなWANIMAの「Drive」の歌詞の意味や込められた想いについて考察します。
WANIMA「Drive」歌詞の意味とは?
「Drive」ーWANIMA
作詞:KENTA
作曲:KENTA光る星を繋ぎ合わせ
夜を超え朝が来るまで
過ぎ去る昨日までを許して
今日は何処へ行こうか情けない思いを燃やして
HEY 見えるように掲げて
HEY 踏み込んで曲がったコーナー
HEY 痛み 不安 恥 吹っ飛ばしてさらけ出して 轟かせて 驚かして
HEY 擦り減らしゴールまで
HEY ぬかるんだ ここが正念場
HEY 不可能を可能に変えて誰も何も信じられなかった
殻にこもりスカしていた
後にも戻れなくて
絵に描いたような未来は真っ黒
真っ逆さま
何も手に入れてない
諦めた方が楽で…
今に見てろよってもう言い飽きたくだらない毎日がただ通り過ぎて
宛のない思い 溜まって捨てた
苦しくて 悔しくて
でも最後はきっと…
確かめてみたくて駆け抜けて
追い続けた後ろ姿
目を逸らさず
はぐれないように手を伸ばした
遠く遠くよみがえる懐かしい声
あの日の笑ってる横顔
嘘も本当も溢れ出して掻き混ぜ逃げ込んだ暗闇に弾かれ
戻らない日々をまた受け入れた
優しく強く 鮮やかに彩る
面影残して
ただ真っ直ぐ 陽はまたのぼり
胸を焦がしたあの頃がただ眩し過ぎて
やり場のない思い
黙っていれば…
あたりまえの幸せなんて
最初からずっと…
噛み締めてみたくて駆け抜けて
追い続けた後ろ姿
目を逸らさず はぐれないように
手を伸ばした
遠く遠くよみがえる懐かしい声
今でも 数え切れない程
嘘も本当も溢れ出して掻き混ぜ逃げ込んだ暗闇に弾かれ
戻らない日々をまた受け入れた
優しく強く 鮮やかに彩る
明日を信じて
ただ真っ直ぐ
息を切らし踏み出せば…いつだって どこにいたって
だれだって なにをしたって
その時はやってくるから…
優しく強く 鮮やかに彩る 面影残して
ただ真っ直ぐ だからもうすぐ…
陽はまたのぼり 胸を焦がした光る星を繋ぎ合わせ
夜を超え朝が来るまで
過ぎ去る昨日までを許して
今日は何処へ行こうか足並みを揃え
眠らずに夢を見てる
人混みを掻き分け 思い描いて
朝から晩まで
誰もが口を揃え
無理だと言い聴かす
振り向かず駆け出せ 思い描いて
掴む幸せHEY 見えるように掲げて
HEY 踏み込んで曲がったコーナー
HEY 痛み 不安 恥 吹っ飛ばして
さらけ出して 轟かせて 驚かしてHEY 擦り減らしゴールまで
HEY ぬかるんだ ここが正念場
HEY 不可能を可能に変えて
雨あがり ほら
虹が架かっていた
この曲に込めた想いについて作詞・作曲したKENTAさんはインタビューで
しっかり現実と向き合うこと、あきらめないことです。映画に登場する人みんなそれぞれが戦っているなと思って。表面上は見せていなくても、過去にあった苦しい思い出とかを抱えて、それでも今を駆け抜けていくしかない。映画では葛藤を抱えながら車を走らせていましたけど、現実でもみんなそうやって生きてると思うんです。そういう葛藤を歌ではねのけて、そういう情けなさを燃料にドライブしていけたらと。それが歌い出しの「情けない思いを燃やして」という歌詞とかに現れていると思います。
と語っています。
WANIMAの曲は「悲しみ」や「苦しみ」「痛み」などに「うんうん、その気持ち分かるよ」と寄り添ってくれ、その後背中を押してくれる、そんな楽曲が多い様に感じます。
この曲も
過ぎ去る昨日までを許して
今日は何処へ行こうか
戻らない日々をまた受け入れた
優しく強く 鮮やかに彩る
明日を信じて
ただ真っ直ぐ
息を切らし踏み出せば…
昨日までのこと(過去の様々なこと)を許したり受け入れてあげよう、そして明日を信じて一歩踏み出してみようよ。と寄り添ってくれています。
誰も何も信じられなかった
殻にこもりスカしていた
後にも戻れなくて
絵に描いたような未来は真っ黒
真っ逆さま
何も手に入れてない
諦めた方が楽で…
今に見てろよってもう言い飽きたくだらない毎日がただ通り過ぎて
宛のない思い 溜まって捨てた
苦しくて 悔しくて
でも最後はきっと…
確かめてみたくて
そしてここの歌詞では、何か夢や目標を追いかけている人のほとんどがぶつかったことがあるであろう葛藤や挫折感を歌ってくれています。しかし最後には「確かめてみたくて」というやっぱり心のどこかでは夢や目標に挑戦したいんだよね、というリスナーの気持ちを代弁してくれている気がしますね。
HEY 見えるように掲げて
HEY 踏み込んで曲がったコーナー
HEY 痛み 不安 恥 吹っ飛ばして
さらけ出して 轟かせて 驚かしてHEY 擦り減らしゴールまで
HEY ぬかるんだ ここが正念場
HEY 不可能を可能に変えて
雨あがり ほら
虹が架かっていた
たくさんリスナーに寄り添ってくれた後、
過去の苦しみや葛藤などの全てを燃料にして思いっきりドライブしていこうよ。
そうすれば必ずや君の人生に気づいたら虹が架かっているから。
とWANIMAからの応援のメッセージが歌われています。
終わりに
(出典:http://www.livefans.jp/report/pc/14703)
いかがだったでしょうか。
今回はWANIMAの「Drive」の歌詞の意味や込められた想いについて考察してみました。
「しっかり現実と向き合うこと、そしてあきらめないこと」
そのために昨日までの自分がどんな自分であろうと受け入れ、今までのいろんな気持ちを燃料にして少々ぬかるんだ道でもぐっと我慢してドライブしていこうよ。
という強いメッセージ性。
そして聴いているこちらが、よし!やるぞ!という気持ちにさせられてしまうWANIMAの持つ不思議な力。
そんなWANIMAだからこそたくさんのリスナーに支持され愛されているのではないでしょうか。
今後のWANIMAの活躍から目が離せませんね。
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