sumika「Lovers」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

sumika01_pic(出典: https://www.youtube.com/watch?v=FFITBgsyVr4)

聴けば思わず心が踊り出すような軽快なサウンドと、共感性の高い歌詞で唯一無二の音楽を奏でているsumikaの4人。

ボーカルの片岡健太さんの歌唱力がsumikaの大きな特徴ですが、楽器隊の演奏力の高さも魅力的なバンドですね。

どの曲もsumikaらしさが溢れていて素晴らしいものが多いですが、特に歌詞が気になった曲として挙げたいのは「Lovers」です。
サビに出てくる「ねぇ浮気して ねぇ余所見して ずっとずっと離れぬように」はその意味が非常に気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、sumika「Lovers」について、片岡さん本人のコメントなどを参考にしながらその歌詞の意味や曲に込められた想いを探っていきたいと思います。

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sumika「Lovers」歌詞の意味や曲に込められた想いとは?

「Lovers」ー sumika
作詞: 片岡健太
作曲: 片岡健太

涙の理由を整理したくて
B5の紙に書きだしてみたんだ
辛さ悲しさ感情色々
滲んだインクの先に僕が透けていた

「男は最初になりたがり、
女は最後になりたがる」
名言に肖って言わせれば、
どうやら僕は情けなく後者らしい

口約束の結婚をした17歳の秋には
脇目振らせることが怖かったんだ
でも今は違うらしい
たくさん比べて欲しい
そんで何百万の選択肢から
選んでほしい
だってその方が
ずっとずっと最後まで
より添い遂げられる
気がしているから

ねぇ浮気して ねぇ余所見して
ずっとずっと離れぬように
ねぇフラついて ねぇ揺らめいて
ずっとずっと離れぬように

最後の最後の最後には
お願いこっち向いて
こっち向いて笑って欲しいのです

ずっとずっと離れぬように

気まぐれに意地悪されても
我儘に振り回されても
B5の上の僕は情けないんだ
好きな理由は少し
嫌いになる理由は沢山
だけど代用品はないから
腹を括りますかな

滲んだインクの先の自分を
肯定するだけの
覚悟はもう出来たから

ねぇ浮気して ねぇ余所見して
ずっとずっと離れぬように
ねぇフラついて ねぇ揺らめいて
ずっとずっと離れぬように

最後の最後の最後には
お願いこっち向いて

ねぇ嬉しい日も ねぇ楽しい日も
ずっとずっと離さぬように
ねぇ悩む日も ねぇ病める日も
ずっとずっと離れぬように

迷いなど捨てて抱き寄せて
お願いそばにいて
僕のことを見ていてほしいのです
最後の最期に
あなた朽ち果てるまで
愛し抜いていきたいと思うのです

まず曲の始まりで、涙の理由を書き出して感情を整理しようとする主人公が描かれています。

曲全体の文脈から考えたら、この時失恋(おそらく浮気された)したこの男性は自分の恋愛観をノートに綴っています。

辛さ悲しさ感情色々
滲んだインクの先に僕が透けていた

「男は最初になりたがり、
女は最後になりたがる」

名言に肖って言わせれば、
どうやら僕は情けなく後者らしい

僕が透けていた」という表現が、自分に正直になっている様子を表しているように思えますね。
そしてたどり着いた答えは、普通の男性の思うような「誰かの最初」になることではなく、「誰かの最後」の人になりたいというもの。

これと繋がってくるのが、サビの「ねえ余所見して~」や、その少し前で出てくる「何百万の選択肢から選んで欲しい」というフレーズです。
名言で言えば「後者」。大勢の人と比べた中から最後には自分を選んでほしいということですよね。

ボーカルで作詞作曲も担当している片岡さんは、どのような気持ちでこの歌詞を書いたのでしょうか。
「Lovers」の歌詞についてのインタビューで片岡さんは、

あくまで僕個人の意見ですが、その人や、その物が、いかに大事かを知るためには、“分母を増やす” という作業がとても大事だと思っています。仮に、ひとりの人としか付き合ったことがないまま結婚した人と、100人の人と付き合って、その中のひとりの人と結婚した人とでは、分子にある1の大事さを、99人と比較出来る後者の人のほうが、わかるのではないかなと思うんです。(出典: http://top.tsite.jp/entertainment/j-rock/i/28042387/index)

片岡さんのコメントを整理すると、

色んな人と出会って、良いところ悪いところを比べてみて、最後には自分の所に帰って来て欲しい。
その時に感じる思いは、きっと自分のことしか知らなかった時よりももっと大切に思ってもらえる。
といったところでしょうか。

その意味でこの曲を理解しようとすると、

だってその方が
ずっとずっと最後まで
より添い遂げられる
気がしているから

というフレーズや、迷った後に戻って来た際には、

迷いなど捨てて抱き寄せて
お願いそばにいて
僕のことを見ていてほしいのです
最後の最期に
あなた朽ち果てるまで
愛し抜いていきたいと思うのです

という想いがスッと入ってくる気がしますね。

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「Lovers」はファンに向けて歌われた曲!?

もう一つ片岡さんが「Lovers」という曲について語っている中で面白いものを見つけました。
この曲の歌詞はファンへのメッセージの意味があるのかという問に対して片岡さんは、

歌詞の中では、主人公の相手が、さも人間かのように書いていますが、それが物でも良いと思っています。なので、僕からのハートマークの→(矢印)の方向に関しては、メンバーやスタッフに対してもそうだし、待っていて下さっていたファンの方々もそうですし、もっと大きく言えば、自分が音楽に対して歌っているものでもあるんです。“愛するものとの関わり方” がこの曲のテーマなので、自分の愛するものに当てはめて考えていただけたら嬉しいです。
(出典: http://top.tsite.jp/entertainment/j-rock/i/28042387/index)

少し補足説明しますと、「Lovers」という曲が発表される前、片岡健太さんは体調不良で長い間活動休止を余儀なくされていました。

その休養を経て復活したsumikaが2016年3月にリリースした「Lovers」は、音楽ができることの喜びがひしひしと伝わってくる一曲でもあるのです。

一度聴いただけだと、思いを寄せる相手に歌った恋愛ソングですが、もう少し大きく捉えて「愛するものとの関わり方」という想いを片隅に置いて「Lovers」を聴いてみるのもオススメですよ。

終わりに

sumika02_pic

(出典: https://natalie.mu/music/news/177463)

いかがだったでしょうか。

今回はsumikaの名曲「Lovers」について、その歌詞の意味や曲に込められた想いを紹介してみました。

「色んな人と比べた中で選んでもらった愛は、より深いもの」という恋愛観はあなたにとってどう感じるものでしょうか。

歌詞に出ててくる主人公は「僕は情けなく後者らしい」なんて書かれていますが、
1つの考え方として私は素敵だと思いますね。

聴けば聴くほど意味が深くて考えさせられる「Lovers」。

自分なりの価値観とともに、大切にしたいナンバーですね。

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