back number「HAPPY BIRTHDAY」歌詞の内容とは?
(出典:http://ur0.link/dbwB)
2月27日に20th single「HAPPY BIRTHDAY」をリリースするback number。
シングル表題曲である「HAPPY BIRTHDAY」は片思いを歌っている曲でありながら、単なる切ない片思いだけで終わることなく、何か心に寄り添っていくような、そんな感覚にとらわれるback numberらしいとても素敵な曲となっている。
また、TBS系火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」の主題歌となっており、非常に注目を集めている。
今回はそんなback number「HAPPY BIRTHDAY」の歌詞の内容に迫ってみたいと思います。
back number「HAPPY BIRTHDAY」の歌詞の内容とは?
「HAPPY BIRTHDAY」ーback number
作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏いつの間にやら日付は変わって
なんで年って取るんだろう
もう背は伸びないくせに
着信の音で飛び起きたけど損したな
君かと思ったのに何かの手違いで
好きになってくれないかな
どうにも君のいない場所は
空気が薄くてさくだらない話は思い付くのに
君を抱き締めていい理由だけが見付からない
ああそうか そうだよな
ハッピーバースデー 片想いの俺愛が何かは知らないけれど
好きと言う名前の痛みになら詳しいかも
君にも教えてあげたいけれど結局
教わるのは俺だろうこのまま今日が終わり明日が来れば
いつになっても縮まらないこの距離を
駆け引きにも綱引きにもならないやり取りを
もっと単純な名前で呼んであげられるよ
何ひとつ終われないけどつまらない言葉の繰り返しで
つじつまもきっと合ってない物語の続きに
ひとりよがりの毎日に
ハッピーバースデー
君に言って欲しいだけくだらない話は思い付くのに
君を抱き締めていい理由だけが見付からない
ああそうか そうだよな
ハッピーバースデー 片想いの俺ハッピーバースデー 片想いの俺
この曲の作詞・作曲を担当している清水依与吏さんはインタビューでこの様に語られています。
片思いの人が聴いた時に、聴かなきゃ良かった、みたいなしんどい曲にはしたくなかったんですよ。しんどい時って、自分のことを皮肉れると、良い方向に向かえるかもしれないので、「誕生日おめでとう」って自分で自分に言ってみるという。
(引用:http://ur0.link/YGJ0)
このコメントからも、決して悲しい曲ではなく、自分を少し皮肉ってやることで気持ちが軽くなる様な曲であることが分かりますね。
いつの間にやら日付は変わって
なんで年って取るんだろう
もう背は伸びないくせに
着信の音で飛び起きたけど損したな
君かと思ったのに何かの手違いで
好きになってくれないかな
どうにも君のいない場所は
空気が薄くてさ
ここでは想いを寄せる相手のことがとっても好きだという感情が伝わってきます。
自分の誕生日に着信の音が鳴って、「おおっ!!もしかして!!!」と思う気持ちはとっても分かる気がしますね。
何かふとした瞬間に自分のことを思い出してくれないだろうかとか、好きになってくれないだろうかと考える。「まぁでもそんなことないよなぁ」と思いながらも少し期待している。
そんな期待と絶望が入り混じった感情を絶妙に表現しているのではないでしょうか。
くだらない話は思い付くのに
君を抱き締めていい理由だけが見付からない
ああそうか そうだよな
ハッピーバースデー 片想いの俺
そして自分を最大限の強がりで皮肉ってみます。
どこを探しても君が僕のことを好きだという気持ちや事実が見つからない。
そうだよね分かってる。
僕の特別な日は、君にとっては特別な日じゃないんだよなぁ。
もう自分で言うよ。誕生日おめでとう俺!
つまらない言葉の繰り返しで
つじつまもきっと合ってない物語の続きに
ひとりよがりの毎日に
ハッピーバースデー
君に言って欲しいだけ
曲の後半にこう歌われているように、
本当は言われたい言葉であろう「ハッピーバースデー」を、「も〜〜〜自分で言ってやる〜〜!」という心の叫びを、少し冷静に自分を皮肉る形で表されています。
この曲を聴くと、曲の主人公を思わず応援したくなる気持ちが湧き上がると同時に、同じ片思いの人にとっては、「そんなこともあるよな〜」と少し心が休まり前向きになれる。そんな不思議な力を持った素敵な楽曲になっているのではないでしょうか。
終わりに
(出典:http://ur0.link/ASyV)
いかがだったでしょうか。
今回はback number「HAPPY BIRTHDAY」の歌詞の内容に迫ってみました。
もちろん歌詞の内容の解釈は人によって様々だと思います。皆さんはどの様に考えますか?
この曲にも出てくるback numberならではの絶妙な表現は、思わず共感してしまうと同時に、とても心に響くものとなっている様に思います。それこそがback numberがファンやリスナーの方々に愛される一番の理由なのではないでしょうか。
いつも素敵な楽曲を私たちに届けてくれるback number。
ぜひ皆さんも「HAPPY BIRTHDAY」を聴いて、back numberの世界に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
コメントを残す