millennium parade「Trepanation」和訳&歌詞の意味とは?
人気音楽グループ・「King Gnu」のメンバーとして活動する傍ら、自らのプロジェクト・『millennium parade(ミレニアムパレード)』(愛称:「ミレパ」)でも、その活躍が大きな話題となっている常田 大希(つねた だいき)さん。
そんな常田さん率いる「millennium parade」の「Trepanation(読み方: トレパネーション)」という曲は、映画『ホムンクルス』の主題歌として書き下ろされた楽曲となっています。
記事の終わりでも少し触れていますが、タイトル「Trepanation」は映画『ホムンクルス』のテーマともなっており、穿頭術(せんとうじゅつ)という、頭皮を切開して頭蓋骨に穴を開ける治療法の一種を意味する言葉。
MVでも、アンドロイドが描かれており、概要欄には以下のような言葉も添えらていますね。
アンドロイドは自我を手に入れた瞬間何を思うのか
湧き上がる人間の心と、人間にはなれないという強い自覚
その短い起動の数秒間には、自我を巡る刹那的な物語が潜んでいた
不思議な世界観が描かれたMVや英語の歌詞にはどのような意味があるのか、こちらの記事ではこの「Trepanation」の和訳をご紹介していきます。
millennium parade「Trepanation」和訳&歌詞の意味とは?
「Trepanation」 ー millennium parade
(※青字が対訳になっています)
Take it or leave it
(あとはあなた次第)
We can’t be too slow
(ゆっくりな関係じゃいられない)
Make a deal
(取り決めをしましょ)
You’ll see what’s in you
(あなたが何者なのか分かるわよ)
Tell me how’s it taste
(どんな味がするの)
The taste of heals
(その癒やされる味)
They coming up again
(それは沸き起こってくるもの)
I gotta tame them all
(私はそれを手懐けなくちゃ)
Take it or leave it
(あとはあなた次第)
We can’t be too slow
(ゆっくりな関係じゃいられない)
Make a deal
(取り決めをしましょ)
You’ll see what’s in you
(あなたが何者なのか分かるわよ)
Tell me how’s it taste
(どんな味がするの)
The taste of heals
(その癒やされる味)
They coming up again
(それは沸き起こってくるもの)
I gotta tame them all
(私はそれを手懐けなくちゃ)
Maybe we’ve been blind
(私たちは盲目になってたのかも)
But falcon’s eye refracted the lights
(でもハヤブサの目が光を屈折させたの)
You found what you wanted?
(欲しかったものは見つかった)
Did you miss what you lost here?
(ここで失ったものが恋しかった?)
Can’t call your name without crying
(涙なしにあなたの名前は呼べないの)
I’m wading through this river
(この辛い時をなんとかやり過ごしてる)
The unclear promise
(不確かな約束)
And I will believe it again
(私はまた信じてみるのわ)
I can’t let go of my pain, away
(この痛みをどこかへなくすことはできない)
My dear, my pain
(私の大切な人、私の痛み)
You tried to blow out my last flame
(あなたは私の最後の火を吹き消そうとした)
You did it like so easily
(それもいとも簡単そうに)
Like putting out your cigarette
(まるでそのタバコを消すかのようにね)
I think I could feel
(私には感じられた気がするわ)
I would let you stay here stay here
(あなたをここに留めておきたかったのに)
Maybe we’ve been blind
(私たちは盲目になってたのかも)
But falcon’s eye refracted the lights
(でもハヤブサの目が光を屈折させたの)
You found what you wanted?
(欲しかったものは見つかった)
Did you miss what you lost here?
(ここで失ったものが恋しかった?)
Can’t call your name without crying
(涙なしにあなたの名前は呼べないの)
I’m wading through this river
(この辛い時をなんとかやり過ごしてる)
The unclear promise
(不確かな約束)
And I will believe it again
(私はまた信じてみるのわ)
I can’t let go of my friend, away
(私は友達を手放したりはできない)
Don’t blame for it
(それを責めたりはしないで)
I’m standing on house of cards
(私は不安定な足場に立ってる)
Sound the same, love and hate
(同じように聞こえるわ、愛も憎しみも)
No more dancing with kindness
(親切さを振りまくのも終わり)
To keep it real
(現実的でなきゃ)
I would let you stay here stay here
(あなたをここに留めておきたかったのに)
Walk round the city
(街を歩き回る)
The clock is still moving
(時計はまだ動いてる)
It’s been a while since rolling the dice
(サイコロを振ってから随分と経ったわね)
Where is the paradise?
(楽園はどこなの?)
Is it different than what you expected?
(あなたが思ってたのとは違ってる?)
Howling like wolves, wolves
(狼のように吠えるの)
To get my voice to you, you
(あなたに私の声が届くように)
If you run your heart into the ground
(もしあなたがその心を地面に投げ出すなら)
I’ll fill your heart like the moon is waxing
(月が輝きを増すように私がその心の隙間を埋めるの)
Maybe we’ve been blind
(私たちは盲目になってたのかも)
But falcon’s eye refracted the lights
(でもハヤブサの目が光を屈折させたの)
You found what you wanted?
(欲しかったものは見つかった)
Did you miss what you lost here?
(ここで失ったものが恋しかった?)
Can’t call your name without crying
(涙なしにあなたの名前は呼べないの)
I’m wading through this river
(この辛い時をなんとかやり過ごしてる)
The unclear promise
(不確かな約束)
And I will believe it again
(私はまた信じてみるのわ)
終わりに
//映画『ホムンクルス』のあらすじ//
一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る名越進。ある日突然、医学生・伊藤学が名越の前に現れる。「記憶ないんですよね?」――そして期限7日間、報酬70万円を条件に第六感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受けることになった名越。術後、名越は右目を瞑って左目で見ると、人間が異様な形に見えるようになる。その現象は、「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」と言う伊藤。そして彼はその異形をホムンクルスと名付けた。果たして、名越が見てしまったものは真実なのか、脳が作り出した虚像の世界なのか?そして、その先に待っている衝撃の結末とは――。 2003年~2011年まで「ビッグコミックスピリッツ」で連載された累計発行部数400万部超えの山本英夫の漫画を映画化。
このように、トレパネーション手術を受けることになった人物が得た、特別な力について描かれている作品のようですね。
この映画のキーポイントとも言えるトレパネーション手術がそのままタイトルになっている「millennium parade」の「Trepanation」。
楽曲を提供した常田さん本人は、以下のようにコメントを寄せています。
//常田大希さんのコメント//
「“Trepanation”というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。ホムンクルスの撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれたFriday Night Plansのマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。」
歌詞の和訳を見ても分かるように人によって色々な解釈ができる言葉が散りばめられているこの楽曲。
映画『ホムンクルス』にマッチした不思議な世界観をこの映画と一緒に楽しんでみるのも良いかもしれませんね!
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