コブクロ「ONE TIMES ONE」歌詞の意味とMVを考察!
(出典: https://www.youtube.com/watch?v=pe149PAumHk)
ホップなサウンドと、行進曲のような壮大なメロディーが絶妙に混ざり合ったコブクロの「ONE TIMES ONE」。
二人の歌唱力が際立ったこの華やかなナンバーは、今年の秋に20周年を迎えるコブクロにとってこれまでの歩みを象徴するような歌詞が並んでいるところにも注目ですね。
「1×1」で人との繋がりの無限の可能性を表現したというこの「ONE TIME ONE」。
今回はこの曲の歌詞やMVについて内容を考察してみたいと思います。
コブクロ「ONE TIMES ONE」歌詞の意味とMVを考察!
「ONE TIMES ONE」ー コブクロ
作詞: 小渕健太郎
作曲: 小渕健太郎君という世界を変える色なら
僕があげるよ
歓喜の雨 降り注ぐ歌
ONE TIMES ONE長い助走に疲れて
しゃがみ込んだ場所に
土をかぶった
踏み切り板がのぞいてた
チャンスの実ぶら下げた
木の下で口を開けて
待ってる奴らにはなれない
何度でも 探そう希望は夢の滑走路
真っ直ぐじゃなくったって良いさ
目印の無い でこぼこ道から
Fly away付箋だらけの辞書より
役に立つのは
苦戦だらけの日々を
刻んだノート
同じような荷物を抱えた仲間と出会い
中身を見ずとも解る
行き先は同じ足取り軽くするため
何を捨て 何を残そう?
プライドなら
ゴミ箱に捨ててきた同士
魂だけは残そう
どんなに重たくても良いさ
ただそれだけ
ゴールまで運べたなら風に揺れる2つのブランコ
それぞれのリズムを乗せて
やがて重なり合う
シンクロするような
出逢い 願い 探そう好奇心という名のルーペ
見えないものなどなかった
光集め 焦がした情熱で描いた地図
希望は夢の滑走路
真っ直ぐじゃなくったって良いさ
目印の無い でこぼこ道から 今
1つと1つが混ざり
無限の色が生まれる
歓喜の雨 共に浴びよう
ONE TIMES ONE
曲のタイトル「ONE TIMES ONE」ついて
曲のタイトルになっている「ONE TIMES ONE」という言葉。
○○ times ○○ というのは 2 times 2 = 4 というふうに英語の掛け算の時に用いられる表現です。
曲名の「ONE TIME ONE」は「1×1」となりますが、この「1」は人のことを表しているそうです。
そして、一人と一人が掛け合わさって出てくる答えは、無限大。
歌詞の中にもでてくる、
“同じような荷物を抱えた仲間と出会い
中身を見ずとも解る
行き先は同じ”
“1つと1つが混ざり
無限の色が生まれる”
境遇を共にする仲間たちとの出会いが可能性を無限に広げてくれるという思いが込められているということですね。
「ONE TIMES ONE」のMV(ミュージック・ビデオ)は何を意味している?
曲のテーマは、「人との関わりで生まれる無限の可能性」。
「ONE TIMES ONE」のミュージックビデオはコブクロの二人が別々のシーンを歩いているカットからスタートします。
別々に歩みだした小渕さんと黒田さんの周りにはやがて同じような情熱を持った人達が現れ、その連鎖が続く中で最終的にコブクロの二人が出会うというストーリーが描かれているようですね。
作詞作曲をした小渕さんは、
この曲は「2人がどういう道を歩いてきたか」を歌ってる。
というコメントを残しているように、
夢に向かう情熱を持つことで生まれる友情や、その友情が生んだ無限の可能性が映像で表現されているということだと思います。
コブクロの二人の周りを囲む人たちは、一般の人というよりは芸者のような格好に身を包んでいます。
これが意味するはおそらく彼らも一人一人が自分自身の道を信じて歩む者たちということ。
先程も出てきた、
“同じような荷物を抱えた仲間と出会い
中身を見ずとも解る
行き先は同じ”
という箇所や、
“プライドなら
ゴミ箱に捨ててきた同士
魂だけは残そう”
という歌詞が、気を許すことができる仲間たちの出会いを意味しているのではないでしょうか。
そんな仲間たちに支えられてやってきたことがいつしか実を結ぶ。
そしてその時は一緒に祝福しようというメッセージが最後の
“歓喜の雨 共に浴びよう
ONE TIMES ONE”
に込められている気がします。
終わりに
(出典: http://realsound.jp/2018/03/post-167047.html)
今回は、今年結成20周年を迎えるコブクロの高揚感溢れる「ONE TIMES ONE」について、曲の歌詞やMVの内容を考察してみました。
コブクロの歩みが歌われているという「ONE TIME ONE」ですが、二人の原点は路上ライブ。音楽を続けていけるか分からない時期もあった程で、決して恵まれたスタートではなかったそうです。
そんな辛い境遇を経て花開いたコブクロだからこそ描ける壮大なストーリーが詰まった一曲。
夢を持って前へ進み続ける勇気を与えてくれますね。
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